待ちに待った運動会当日。
我が子の成長を楽しみにしていたものの、運動会が始まったら、ずーっと泣きっぱなし。
「ほかの子は皆出来ているのに・・・」と不安に思ったことはありませんか?
自分の子どもだけ出来ていないと心配になってしまいますよね。
そこで、今回は幼稚園の運動会で子どもが泣いてしまう理由と、その対処法をご紹介します!
・泣いてしまう理由と対処法
・ママを見ると寂しくなってしまう
せっかく、かけっこで頑張って走っていたのに、応援しているパパやママを見た途端に泣き出してしまう。
そんな時は、パパやママを見ることで甘えたい気持ちが沸き出してしまったと考えられます。
幼稚園でもまだ年少さんの場合や、普段から甘えん坊で、パパやママから離れたがらない場合はこのタイプが多いそうです。
対処法として、運動会の競技中は子どもに見つからないようこっそり観戦し、終わった後でビデオを見ながら褒めてあげる、というのがおススメ。
また、習い事をさせる、祖父母に週に一度預かってもらうなどして、普段からパパやママと離れる練習をさせておくのも良い方法です!!
子どもが甘えん坊で困っているという方は一度試す価値ありですよ!
・みんなが見ているのが怖い
普段の練習はきちんと出来ていて、家でもダンスを練習していたのに、当日になると泣いてしまう。
そんな時は、大勢の知らない人に見られていて緊張してしまう、パパやママ、皆の前で失敗してしまうのが怖いと感じているのかもしれません。
対処法は、運動会の前に「練習だと思ってやってごらん」など、子どもがリラックスできるような言葉をかけておくことです。
渡しは母から、「観客をニンジンとジャガイモだと思いなさい」という謎のリラックス方法を教わりました(笑)
そして、本番で上手くできなくても、決して責めたり怒ったりしないことが重要です。
失敗した子どもを叱ってしまうと、「失敗したら怒られる」という不安から、ますます人前で何かやるのが苦手になってしまいます。
上手くできなくても、温かい言葉をかけてあげましょう。
また、本人が嫌がらなければ、スポーツや音楽など、皆が見ている中で、試合や発表をする習い事をさせるのも良いですね。
習い事を通して人前に出ることに慣れれば、幼稚園の行事への不安も小さくなりますよ。
・運動が大嫌い
お遊戯会や音楽会などほかの行事は出来るのに、運動会になると泣いてしまう。
そんな場合は、運動がとても苦手なのかもしれません。
かけっこはいつもビリ、ダンスはいつまで経っても上手くできない。
そんな状態ならば、運動会を泣いて嫌がるのも無理はありませんね。
対処法は、運動会の前に「運動会を泣かないで頑張れたら○○をあげるね」とご褒美を設定しておくことです。
こちらも、上手く行かなくても責めずに「来年また頑張ろうね!」と温かい言葉をかけてあげてください。
また、子どもの運動能力は12歳までにした運動の量と質でほとんどが決まると言われています。
ゴールデンエイジという言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
運動が苦手だからといって運動をしないでいても、苦手意識は改善されません。
まずは、パパママや兄姉が一緒に体を動かす遊びをしてあげることで、運動の楽しさを教えるのが良いでしょう。
また、かけっこが苦手ならスイミングや武道など、苦手な動きとは違う体の使い方をする運動に挑戦させてみるのも良いかもしれません。
運動が大好きになれば、運動会が何倍も楽しめるようになりますよ!
・泣いてしまう原因が分からない時は・・・
「なぜ、泣いてしまうのか分からない」「うちの子だけ、年長さんになっても泣いている」そういう方も沢山いらっしゃるかと思います。
そんな時は、辛いかもしれませんが気長に待つことが大切です。
私の周りにも、小学校2年生くらいまで、すぐに泣いてしまう子がいましたが、それ以降は泣かずに頑張れるようになっていましたよ。
みんな、成長すれば泣かずに頑張れる子になります。
ほかの子と比べずに、自分の子を信じて気長に待ってあげることが、一番の解決方法かもしれません。
・まとめ
幼稚園の運動会で子どもが泣いてしまう理由は
1.ママを見て寂しくなってしまう
・対処法:こっそり観戦/普段から親離れさせる
2.みんなが見ているのが怖い
・対処法:リラックス出来る言葉がけ/人前に出るのに慣れる
3.運動が大嫌い
・対処法:泣かなかったらご褒美/運動嫌いの改善
以上の3つが多いと考えられます!
それでも、泣いてしまうときは、気長に子どもの成長を見守りましょう。
少しずつではあっても、必ずみんな大人になるので、いつかは泣かなくなりますよ!