日頃からたくさん練習したダンスや、競技の発表の場である運動会。
子どもに頑張った「ご褒美」をあげていますか?
「幼稚園から貰う景品があるから、それ以外はあげない」という方も、「ちょっとしたものをあげるようにしている」という方もいるのではないでしょうか。
どうするべきか悩むところですよね・・・。
そこで今回は、ご褒美をあげる派、あげない派のそれぞれの主張や、皆があげているものを紹介したいと思います!
・ご褒美はあげるべき?みんな意見は?
ご褒美は挙げない派の意見
①ご褒美をあげるという発想すらない
「運動会に出るのは当たり前!!なんでご褒美をあげるの?」とご褒美をあげること自体に疑問を感じる方も多いよう。
確かに、簡単にものをあげてしまうと、テストや文化祭など、何かにつけて物を欲しがるようになってしまったり、ご褒美がなければやる気を出さない子になってしまうかもしれません。
それはちょっと心配ですよね・・・。
②幼稚園から貰うもので充分
幼稚園では、運動会の参加賞として、金メダル、縄跳び、ボール、文房具、絵本、お菓子などを園児に配ることが多いよう。
そのため、「幼稚園で金メダルを貰って喜んでいたので、わざわざ他のものはあげなかった」などの意見も多かったです。
「金メダルかっこいいね!」「お菓子貰えて良かったね!」と子どもが貰ったものを褒めてあげると、素直に喜んでくれるかもしれません!
ご褒美をあげる派の意見
①競技を頑張ったのであげる
「苦手なダンスを間違えずに全部踊れた!」「かけっこで一番だった!」など、競技をいつも以上に頑張った時だけ、ご褒美をあげるという意見もありました。
運動会に参加するだけでご褒美をあげてしまうよりも、「○○が出来たら、ご褒美をあげるね!」と、子どもに目標を与えておく方が、目標に向かって頑張る子になりそうですね。
また、運動が苦手な子も、目標とご褒美を与えることによって、運動会を楽しめるようになるかもしれません!
②祖父母や親戚があげてしまう
自分はご褒美をあげる気がなくても、祖父母や親戚がご褒美をあげてしまうという声もありました。
「なんでもかんでも、子どもにご褒美をあげてしまうと、教育に悪いのでは・・・?」と思っていながらも、義理の両親の好意を無駄にできず、目をつぶっているなんて人もいますよね。
ご褒美が、お菓子や、お婆ちゃんの手料理、という場合は良いですが、それなりの額のお小遣いや、ゲームなど高額なおもちゃの場合は要注意。
放っておくと、お金や物の価値がわからない子に育ってしまうかも。
自分の口から指摘しにくい場合は旦那さんに相談して、ご両親に高額なご褒美をやめるように頼んでもらったほうが良さそうです。
・ご褒美にあげるおススメのもの3選
前章では、ご褒美をあげる派の意見を挙げましたが、実際には何をあげたら良いのでしょうか?おすすめのもの3選を紹介します!
①褒め言葉
「もの」をあげる訳ではありませんが、たくさんの褒め言葉を言ってあげることはとても大切です。
運動会の競技では皆が一番になれるわけではありません。
かけっこで負けてしまったり、障害物競走で、平均台をうまく渡れなかったり、悔しい思いをする子どももたくさんいます。
そんな時に、「かけっこ本当に惜しかったね。でも、ダンスは一番上手に踊れていたよ!」など、子どもをフォローし、頑張ったことを認めてあげる声掛けがとても大切です。
ものを与えることよりも、子どもを認めてあげる言葉を言ってあげることのほうが、子どもの心を育てることに繋がりますよね。
「もの」のご褒美をあげてもあげなくても、言葉がけをすることは必須です。
②好きな食べ物
運動会のお昼休みに食べるお弁当や、その日の晩御飯に、好きな食べ物を作ってあげるのがおススメです!
運動会でたくさん動いておなかが空いているところに、大好きな食べ物が出てくれば、子どもも喜ぶこと間違いなし!
ハンバーグや、から揚げ、オムライスなど、子どもの大好物を作ってあげると良いですよ。
一日中外で応援して、疲れてしまった時は、晩御飯を外食にして、好きなものを食べさせてあげるのも良いですね。
中には、運動会を見に来てくれた祖父母や親戚全員で外食をして、子どもの活躍を褒めてあげるというご家庭もあるようです。
高額なご褒美をくれる祖父母に悩んでいる方は、ご褒美を家族みんなでの外食に変えるよう提案してみるといいかも。
③お出かけ
運動会のご褒美として、アウトドアに連れて行ってあげるというのも素敵です。
その際に、山の中にあるアスレチックや、景色が綺麗なハイキング、など、運動の延長にあるものを選ぶと良いですね。
運動会のご褒美に体を動かす遊びを与えることは、子どもがさらなる運動の楽しさに気付くきっかけになるかもしれません。
家族みんなで運動することで、繋がりを深めることができ、運動不足も解消できるので、一石二鳥のご褒美です!
・まとめ
運動会のご褒美をあげる派、あげない派両方の意見がありましたが、共通していたのは、むやみに高価なものをあげすぎると、わがままな子供になってしまうということです。
ですので、私がおススメするのは
①褒め言葉
②好きな食べ物
③お出かけ
の3つです。
子どもの心を満たしてあげるようなご褒美があげられると良いですね。