バイト先への「おみやげ文化」は、日本人特有のものです。
勿論、海外の観光地にも、自分用の記念品を販売するお店はあります。
おみやげ文化自体が日本人特有のものですから、「差し入れ」もまた海外では珍しい文化
旅行や帰省のお土産として、色々の挨拶として、あるいは労いの気持ちとして主に飲食物を差し入れることがあります。
しかし、毎度悩むものです。何を持ってゆこうか、保存は効くか、口に合うか、数は足りるか。そもそも差し入れすべきか。
そこで今回は、
・アルバイト先への差し入れで喜ばれる品10選
・差し入れのコツと注意点
をご紹介いたします!
・バイト先への差し入れで喜ばれる品10選
【ケーキ】
やっぱり、ケーキの差し入れは喜ばれます!
特に若い女性ウケがよく、安くないモノなので太っ腹だと感謝される差し入れです。
ただし、消費期限や保存方法がデリケートなため、たくさん用意するのはちょっと大変。
従業員が少なくて、すぐに食べてもらえる環境にあるならオススメの差し入れです。
【シュークリーム】
シュークリームやエクレアのようなシュー生地にクリームが入ったスウィーツは、みんな大好きで差し入れとしても人気です。
ただ、クリームが溢れて顔や服についてしまうと、面倒なので、落ち着いて食べる環境があることが条件になります。
また、ケーキ同様に消費期限と保存には気を使う必要があります。
【プリン】
プリンは全国各地に多くの名店があり、それぞれに特色があります。
しかし、冷蔵食品ですからお土産として遠方から何時間もかけて持ち帰るのは難しい。
しかし最近は、コンビニやスーパーにも沢山の種類のプリンが並んでいます。
バイト先の近くにあるお店で購入してそのまま持ってゆく分には、プリンの差し入れはとても喜ばれるはずです。
【ゼリー】
おみやげや贈物の定番であるゼリーは、差し入れにもオススメ。
特に暑い夏場に、冷たいフルーツゼリーの差し入れはありがたい!
要冷蔵品で、比較的長持ちするお菓子なので、シフトの合わないバイト仲間にも食べてもらえます。
【ドーナツ】
ドーナツは、差し入れの王道。
常温品のため冷蔵庫のない職場にも持っていけますし、常温でも2日は持ちます。
ただし、チョコレートが溶ける場合がありますので可能なら冷蔵保存しましょう。
【チョコレート】
チョコレートもまた、おみやげや差し入れの定番ですね。
ゴディバやデメル、モロゾフなどの高級チョコレートは、一口で幸せになれる魔法のようなお菓子。
お祝い事や感謝の意を示したいときに、奮発して差し入れるといいかもしれません。
【クッキー】
一個ずつ小分け包装されたクッキーは、常温で長持ちしますし全員に行き渡るのでオススメです。
箱を開けたままにして、「差し入れです」とか「ご自由に食べて下さい」とメモを添えておけばシフトの被らない人でも遠慮せずに手に取っていただけますよ。
【有名店の看板商品】
雑誌やテレビでよく取り上げられるような、誰もが知る有名店の看板商品の差し入れは非常に喜ばれます。
変わらない老舗の味や、斬新な新しい味、話題のお店のあのお菓子、有名店の看板商品は、
食べたくても中々手に入るものではありません。きっと喜ばれることでしょう。
【和菓子】
日本人なら老若男女誰もが好きな和菓子。
疲れた時に餡子の詰まった饅頭や大福を差し入れられたらありがたいですね!
饅頭や大福もいいですが、水羊羹にあんみつといったカップものや、どら焼きやたい焼き、今川焼きなんかも差し入れにオススメです。
【ワッフル】
ドーナツと同様に、常温で長持ち!ただし、チョコレートがついている場合は冷蔵保存がオススメ。
環境や人を選ばず、まず喜ばれないということのない差し入れ向きのお菓子です。
ドーナツに飽きてきたなら、ワッフルの差し入れはいかがでしょうか。
・バイト先への差し入れのコツと注意点
【少し多めに持っていこう】
特定の個人への差し入れではなく、職場への差し入れをする場合は、従業員の数より少し多めに持っていきましょう。
落としてしまったり誤って一人分以上食べてしまったり、何があるか分かりません。
余分に持っていって、余ったら自分が食べればよいのです。
【バイト先の冷蔵庫事情を確認しておこう】
冷蔵品を差し入れる場合には、バイト先に冷蔵庫があり、差し入れを入れておくだけのスペースがあることを事前に確認しておきましょう。
また、シフト表を確認して消費期限以内に全員が食べることができるかを確認しておく必要もあります。
【差し入れすべきか否かを確認する】
差し入れは、おみやげや挨拶、労いや感謝の気持ちとしておくるものです。
差し入れる側の気持ちとは裏腹に、差し入れを迷惑に感じる人もいます。
おみやげや差し入れというのは、誰かひとりが始めるとその職場での文化になりかねません。
ひとり差し入れをしてくれる人がいると、他の従業員の方も旅行や帰省の際にはおみやげを差し入れることが暗黙の義務となってしまいます。
もらう側の気持ちも考えて、差し入れは程々にするのも大切な心遣いだということですね。
・まとめ
ここまで、「バイト先への差し入れにオススメの品10」と「差し入れをするときのコツと注意点」をご紹介してきました。
さいごに要点を振り返ってみましょう。
【オススメの品10】
1、ケーキ
2、シュークリーム
3、プリン
4、ゼリー
5、ドーナツ
6、チョコレート
7、クッキー
8、有名店の看板商品
9、和菓子
10、ワッフル
【差し入れのコツと注意点】
1、少し多めに持っていき、余ったら自分で食べる。
2、バイト先の冷蔵庫の有無や空き状況を確認しておく
3、従業員のシフトを確認して、消費期限の間に合わないものは選ばない。
4、差し入れするときは、もらう側の気持ちも考えて程々に。
差し入れって、素晴らしい文化ですよね。
しかし、環境や相手の気持ちまでよく考えて差し入れをしなければ、かえって迷惑になってしまいます。
最近では、プレゼントハラスメントという言葉が使われるとおり、一方的な贈物を迷惑に感じている人がいるようです。
また、おみやげ配布の風習も、行先や旅行に行くことを言いたくない人からすれば、厄介なものです。
いっそのこと、おみやげや差し入れ、贈物を一切禁止している会社やお店も少なくありません。
そうすれば問題は起きませんが、やはり少し寂しい気もします。
日本人特有の美しい風習を守るためにも、差し入れは適度を保ちましょう。