誕生日やなにかのお祝いの時に、その友人や知人にプレゼントを渡すことってありますよね?
渡す相手の趣味趣向を考えたり、その人だったらどんなものがプレゼントとして喜ばれるか想像したりしながら、
プレゼントを時間を掛けて悩んだ末に選ぶ、という方が多いと思います。
そんな方々にはおよそ信じられないかもしれませんが、最近よくプレゼントの「使い回し」が行われているようです。
「何でそんなことをするの?」と思うのが当然だと思いますが、
一方で「その気持ちわかる」「実は私も過去に・・・」という方も一定数いるようで、何を隠そう私もその少数派のうちの一人なんです。
そこで今回は、プレゼントの使いまわしについて調べてまとめてみました!
・意外とある!?プレゼントの「使い回し」
私の場合、知り合いのAさんへのプレゼントとして購入したお香セットを、ある事情からAさんに渡すことができなくなり、
そのまましばらく自宅に置いておきました。
その後、別の知り合いのBさんに何かプレゼントを渡すことになり、渡す日が近く新たに選んでいる時間も無かったことから、
Aさんに渡すはずだったお香セットをBさんに渡しました。
当然Bさんはそんなこと知る由もなく、とても喜んでくれていました。
私のようなケースが意外にも、プレゼントの使い回しには様々なケースがあるようです。
たとえば、明らかに使い回しと分かるようなプレゼントをもらった!という話もあります。
プレゼントに付いていた保証書の日付が明らかに古かったり、
よく見ると何回か使ったような跡を見つけてしまったりして、使い回しに気付くことがあるようです。
もちろんその場合、プレゼントをくれた本人に問い詰めることはしづらく、思い切って聞いてみたとしてもはぐらかされた、なんて声もありました。
さらに、自分がきちんと選んだ末に心を込めて渡したプレゼントが、少し間を開けて、
渡した相手から自分へプレゼントされるなんていう、ひどい話もあるようです。
「本当にそんなことあるの?」と疑ってしまうくらい、相当ショックな話ですよね。
・プレゼントの「使い回し」にはこんな事情も・・・
当然ですが、プレゼントの使い回しは、できればしない方がいいと思います。
ですが、実際にはけっこう行われているこの「使い回し」は、なぜ行われるのか?
その例として私のケースを、反省を含めてご紹介します。
元々はAさんへの新築祝いとして、普段忙しく働いているAさんに新居でリラックスできるようなグッズをあげたい、という思いからお香セットを選びました。
しかし、火事を連想させることから火に関連する贈り物は新居祝いには避けるべき、
ということにお香セットを購入してから気付いてしまい、結局別の贈り物を用意して渡しました。
残されたお香セットはきれいにラッピングされていることもあり、自分用で買ったわけでもないので、
なんとなく使いづらくそのままにしてありました。
そしてタイミングよくBさんへプレゼントを渡すことになりといった背景がありました。
他にも「使い回し」たことのある人の言い分を色々集めてみると、誰かからもらったプレゼントを他に人に渡す、なんて行動にも理由があることが分かります。
たとえば「他の人からもらったものだが、全く欲しいものではなかった」
「どうしても他の人にあげたくなるくらい気に入ってしまった」など、色々なケースがあります。
・プレゼントを「使い回す」ときに気を付けること
おそらくプレゼントの「使い回し」がゼロになることは無さそうです。
一生しない人はしないと思いますが、その人の考え方や、そのときの状況次第で、誰しもが「使い回し」をする可能性があるとも言えるかもしれません。
もらったプレゼントが使い回しだと気付いた方はショックでしかありませんので、
どうしても「使い回し」をしないといけない状況になったときには、せめていくつかのポイントを押さえた上で「使い回す」ことをおススメします。
①もともとそのプレゼントをくれた相手やその知り合いにあげるのは絶対にやめる。
プレゼントをくれた当の本人にあげるのは流石にやめましょう笑。
それだけでなく、プレゼントをくれた人の知り合いや共通の友人も、同じように避けるべきです。どこでどう話がつながるか分かりません。
②手書きのメッセージを添えて特別感を出す。
一回開封していたり、古い包装紙でラッピングされているだけでは、見た目ですぐにバレてしまいます。
どうしても使い回すときには、せめて手書きのメッセージを添えるなどの手間を掛けて、心を込めたプレゼントにするように努めましょう。
③場合によっては、隠さずに伝える。
「他の人からもらったものだが、とても良いものなのであなたにあげる」と伝えることも、時には有効かもしれません。
相手の趣味趣向にぴたりと合っているものや、お店などではなかなか手に入らないようなものだったら、むしろさらに喜んでもらえることもあり得ます。
・まとめ
プレゼントの使い回しは、やはり避けるに越したことはありません。
ですが、時と場合によってはやむを得ないこともある、ということも事実だと思います。
いずれにせよ、そもそも大切にするべきなのは「相手のことを思いやり、相手に喜んでもらう」という姿勢です。
その根本さえ外さなければ、必ずしも「使い回し」が悪いとも言い切れないかもしれません。
どんな方法でも、相手に喜んでもらえるようなプレゼントを渡せるように心がけましょう。