夏になると誰しもが多少は気になり出すカラダのニオイについて、みなさんはお悩みではないでしょうか?
自分の臭いに対しては普通あまり気にならないことが多いようですが、周りにニオイが強い人がいるとすぐに気になってしまうのは何故でしょうね
たとえば体育の授業や部活で汗をかいたときに、みんな同じように汗だくになっているはずなのに、ニオイが強い人と弱い人がいることは事実です。
さらに、汗の臭いとは異なる独特なニオイがしてしまう人がいます。
いわゆる「ワキガ」と呼ばれるそのニオイは、本人にはなかなか気づくことが難しく、
他人に指摘されるまではなかなか気づかないものですよね。
ですが、意外と部活でのワキガに悩む人は多く、自覚している人もしていない人も合わせると相当な数の方々がワキガを持っていると思われます。
部活でのワキガに気付いている本人はもちろんですが、身近にワキガの知人がいる人も結構悩んでしまうもので、
その対処法や本人への伝え方など、気を付けるポイントを私の体験談を交えながら紹介します。
・私がワキガに気付いたキッカケ
ちなみに、私自身も昔からワキガに悩む一人でした。
自分がワキガであることに気付いたのは今から何年も前のことで、私が中学校2年生の時でした。
当時サッカー部に所属しており、友だちと一緒に毎日汗だくになるまでサッカーに明け暮れた日々を過ごしていました。
そんなある日、突然、練習後に汗をかいた自分の体から嗅いだことのない臭いがすることに気が付きました。
当時は校庭によく猫が入ってきて、砂の中にフンをしていたので、最初は校庭に落ちている猫のフンでも踏んだのかと思いました。
空いているシューズの裏を見ても何もくっついていません。
「もしやカラダからニオイが??」と思い、くんくんと嗅いでみると、
自分の両脇の辺りがニオイの元になっていることに気付きました。
それが私とワキガとの戦いの始まりでした。
そのことに気付いたとき、私は心の底から大きなショックを受けました。
サッカー部の練習をしていると、どうしたって汗をかくことは避けられません。
少し走っただけでワキガ臭が出てきてしまうのではないかと不安になり、練習にも集中できなくなってしまいました。
ア汗をかいていないときはそんなに気にならないのですが、少し汗ばみ始めただけでだんだんニオイが強くなってきます。
自分のニオイにはあまり敏感にならない、ということも知っていたので、
他の人は自分が感じているよりももっとニオイを感じていると思うとさらに落ち込むようになってしまいました・・・
・ワキガである自覚が必要
それでも私はおそらくまだいい方でした。
なぜなら自分がワキガであることに、早い内から気付くことができたからです。
だからこそ後にご紹介する対処法をいくつか試すことができました。
そのおかげで今ではほとんどワキガを気にせずに毎日を過ごすことができています。
一方で、自分がワキガであることになかなか気がつかない人もいます。
周りにいる人がどんなにきついニオイを感じていても、当の本人は全く気にならず、ニオイに注意して嗅いでみても全くニオイを感じないという人もいます。
それだけ慣れ親しんだ自分の体臭を客観的に感じて嗅ぐということは、案外難しい事だったりもします。
「もしかしたらワキガかも?」と少しでも不安に感じる人は、少し抵抗はあると思いますが、信頼できる周りの人に一度訊いてみることをおススメします。
一番信頼できる家族に聞いてみるのもいいかもしれません。
・部活でのワキガ対策
ワキガの臭いを抑える方法は、実はたくさん存在します。
代表的なものは、手術を施す方法があります。
脇に集まっているニオイが出るもとの部分を切除したり、レーザーで焼く方法などがありますが、当然お金はそれなりに掛かってしまいます。
効果は絶大だと思いますが、費用面を踏まえると、あくまで最後の手段として取っておくほうが得策でしょう。
それ以外には「消臭機能付き下着」を着用する方法があります。
近年は消臭系の機能を持った衣類やグッズの市場が盛り上がってきており、数多くの商品が販売されています。
色々な特徴を持った商品がありますので、ネットの口コミなどを参考にして選んでみると良いでしょう。
・ストレスを溜めないことがワキガ対策になる
汗をかくこと以外にも、緊張したり忙しい日々が続いてたりするとニオイが強くなってくることがあります。
これは心理的なストレスが関係しているように思います。
最近ではある化粧品メーカーの研究により、ストレスを感じたときに発せられるタイプの体臭が存在することが明機になり、あながち私の思い込みではなかったようです。
ワキガやニオイに悩んでしまうと、どんどんストレスが溜まっていって、さらにニオイが強くなってしまう。
そんな負のスパイラルに陥ってしまわないように、なるべくワキガを気にしないことも重要だったりします。
そのためにも、まずは自分のニオイを受け入れて自分に合った対処法を試してみるようにしましょう。