皆さん、スリッパってどれくらいの頻度で買い替えますか?
部屋履きとはいえ、毎日何度も使うスリッパは、その見た目に反して寿命が短い。
多くの家庭では半年から1年ほどのペースでスリッパを買い替えているようです。
たかがスリッパですが、1年に一度や二度も買い替えるとなると馬鹿にできません。
この記事では、スリッパの寿命と、長持ちさせる方法をご紹介いたします。
・スリッパの寿命はどれくらいなの?
スリッパの寿命は半年~1年
スリッパを買い替える理由として目立つのは、以下の4つ。
・汚れたため
・型崩れのため
・破けたため
・飽きたため
「飽き」に関しては寿命とは無関係なので省くとして、他の3つがスリッパの寿命の訪れだといえます。
ひとつずつ確認してみましょう。
【汚れたため】
毎日、何度も使われるスリッパは、汗や埃、シミなどの様々な要素によって汚れてゆくのが自然というもの。
勿論、よく洗えば大抵の汚れは落とすことができます。
ただ、日焼けや汗などによる蓄積汚れに、敏感に気づくことは難しい。
どうしても、使っているうちに汚れが蓄積されてゆきます。
この汚れがある日、目に留まり不快感を覚えたならば、買い替え時かもしれません。
スリッパの役割のひとつである「汚れから足や靴下を守る」という任を全うする能力が失われたためです。
汚れから守る積りで、スリッパ自体が汚れていれば元も子もないということですね。
【型崩れのため】
長く使っていたり、洗濯をしすぎたりすれば型崩れするのは当然。
つくりや素材によっても型崩れのしやすさは異なります。
かかとを踏んで使っていても型崩れの原因に。
型崩れがひどくなると、スリッパがペチャンコに潰れてしまい、足を入れるたびに手で治す必要が出てきます。
これは役割以前に、スリッパとは呼べない代物ですから寿命というよりは、事故死という方が近いでしょう。
【破けたため】
スリッパは毎日々々、人間の体重に耐えています。
それでいて、外履きのように丈夫な素材で作られているわけでもありません。
布製のモノであれば、あっという間に穴が空いたり破けたりして、ボロボロになってしまします。
そうなれば、もう防寒や怪我防止の役割は果たせなくなりますから、穴が空く、破れるなどのすり減りによる故障は明らかに寿命ということができます。
・スリッパを長持ちさせる方法
見た目より短命なスリッパ。
たかがスリッパとはいえ、年に一度や二度、家中のスリッパを買い替えるとなると馬鹿にならない金額になってしまいますよね。
どうにかスリッパを長持ちさせる方法はないでしょうか。
調べて参りましたのでご紹介いたします。
【手洗いする】
汗を吸ったり埃をかぶったり、スリッパは汚れていないようでも案外、気付かないうちに汚れているもの。
スリッパも定期的に洗ってあげることで、寿命を延ばすことができます。
素材によっては水洗いのできないモノもありますので注意しましょう。
水洗いのできないスリッパはウェットティッシュで拭いてあげるだけでもいいので、こまめに手入れをすることが大切。
また、水洗いのできるスリッパは手洗いがオススメです。
洗濯機を使うと型崩れの心配があります。
丁寧に手洗いしてあげる方がよほど寿命は延びるでしょう。
【複数のスリッパをローテーションで使う】
毎日同じスリッパを履き続けると、どうしても寿命が短くなります。
スリッパを長持ちさせたければ、休息をあたえることが大切。
必要な分だけでなく、ローテーションで交換できるように多めのスリッパを用意しておきましょう。
そうすれば洗濯をしても、履くスリッパがなくて困ることもありませんし、何より長持ちします。
【最初から丈夫なスリッパを買う】
「どうせ消耗品」といって安物を買わず、良いモノを長く使う方が結果的に安上がりであることは少なくありません。
購入時にはできるだけ安く済ませた方がお得であるように思えますが、
先のことを考えると、安価な買い物が必ずしもお得ではないことに気が付きます。
投資だと考えて、良いスリッパを購入するのもいいでしょう。
それに、高いモノにはそれ相応の価値があります。
スリッパの場合それは、履き心地や耐久力、デザイン性といった部分にあらわれますよ。
・まとめ
ここまで、スリッパ寿命と寿命を延ばす方法をご紹介してまいりました。
さいごに要点を振り返ってみましょう。
1、モノの寿命は、役割を全うできなくなった時。
2、スリッパの寿命は半年~1年ほどが一般的。
3、長持ちさせるには、手洗いと休息が必要。
スリッパは、家を彩る家具のひとつともいえます。
ソファやカーテン、クッションなどと同じように、その家のアクセントとなる部分のひとつです。
そう考えるとスリッパは、その短命さ故に、最も気軽に模様替えのできる家具と言っても過言ではありません。
半年から1年程で買い替えなければならないスリッパですが、半年から1年に一度、買い替える楽しみがあるモノと捉えてみてはいかがでしょうか。
きっと、スリッパへの愛も深まるはずです。