いよいよ暑い季節がやってきますね。
みなさん、肌の大敵である日焼けへの対策は準備できているでしょうか。
日焼けへの気軽な対策としては、まず日焼け止めを挙げることができますが、日焼け止めは使い方を間違うと、肌へのトラブルを誘発しかねません。
「日焼け止めだけで充分なの?」
「ちゃんと落とした方がいいの?」
今回は、日焼け止めの使い方についてまとめてみました。
・紫外線による日焼けと日焼け止め
まずは、日焼けについて、ざっとおさらいしておきましょう。
日焼けは、紫外線を肌に浴びることによって、皮膚が炎症を起こす状態を指します。
小さい頃夏休みに、川やプールに行った日の夜に「日焼けをして肌がヒリヒリして眠れなかった」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
紫外線対策を怠った代償は大きく、日焼けのヒリヒリは数日続いて、やっとおさまったと思っても痒くなったり、皮がむけてきたりします。
あのヒリヒリ感と痒みは、正直もう二度と味わいたくないものです。
こういった日焼けの症状は、個人差こそありますが数日から数週間かけて、徐々に治まりますが、実は、治ったように見えるのは表面上だけのこと。
肌の奥では、確実にダメージが蓄積されていきます。
その結果、肌荒れやシミ、たるみなどの原因になったり、皮膚がんの原因になったりもするんです。
見えない場所へのダメージの蓄積・・・考えると怖いですよね。
肌はヒリヒリ、皮はガサガサ、おまけに肌のトラブルを誘発しかねない日焼けは、なんとしてでも食い止めたいところです。
そこで、日焼けに対抗する救世主ともいえるのが、日焼け止め。
日焼け止めは「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」が主成分です。
この2つの成分で、紫外線が皮膚に至る前に吸収してくれたり、紫外線を反射し拡散することで日焼けをしないように防止をしてくれています。
日焼けをしたくない人にとっては、本当にありがたい存在ですよね。
・紫外線対策は、日焼止めだけで充分?
日焼止めは、サッと塗るだけで紫外線対策ができる優れものです。
でも、日焼け止めだけで本当に紫外線対策は充分なのでしょうか。
個人的な意見としては、日焼け止めだけでは不充分だといえます。
その理由として、日焼け止めは、タイプによって落ちにくさに違いはあるものの、衣服との摩擦や汗などで日焼け止めが落ちてしまう恐れがあるからです。
日焼け止めは、一旦肌に塗ってしまうと透明になり目視することが困難で、ちゃんと塗れているのか落ちてれているのかが判断しづらいです。
先述した肌のトラブルのことも視野に入れて考えると、日焼け止め以外にも紫外線対策がほしいところ。
そこで、日焼け止めと並行して使いたいのが日傘や帽子、アームカバーなどの日よけグッズです。
これらを使って、肌の大敵である紫外線から、肌を守っていきましょう。
日傘や帽子をすることで顔周辺や髪の毛を、アームカバーは露出が多くなりがちな腕を紫外線から守ってくれます。
昨今の日傘などの日よけグッズには、素材そのものにUVカットが施されているものがあり、従来のものより紫外線を遮る効果が高くなっています。
また、肌に密着するアームカバーなどには冷感素材が使われているものもあるので、暑い日にわざわざ長袖を着たくないという方にも配慮されて作られています。
これらは「肌が重くなるから」や、「ベタベタが嫌い」という理由で日焼け止めが苦手な方にも使いやすいものですので、一度試してみてはいかがでしょうか。
・日焼け止めは、ちゃんと落とした方がいい?
紫外線を守るという活躍をしてくれる日焼け止めでも、やっぱり落とすときは面倒に感じてしまうこともありますよね。
人によってはクレンジングなど使わずに、サッと落とすだけという方もよく聞きます。
しかし日焼け止めは、どんなに疲れて帰ってきても、きちんとクレンジングで落とすことをおすすめします。
なぜなら、1日過ごした肌は日焼け止め以外にも、汗や皮脂などが残っているから
そのままにしておくと、やはり肌荒れの原因になりかねません。
ですので、水やお湯などで簡単に落とせるタイプの日焼け止めでも、汗や皮脂の汚れもひとまとめにして、クレンジングを使って落としましょう。
せっかく肌のために日焼け止めを塗って、完全防備でUVケアを行っていても、残った日焼け止めで肌が荒れてしまっては、せっかく塗った苦労が台無しになってしまいます。
日焼け止めを塗り、一日の終わりに日焼け止めを落とすまでがUVケアの一連の流れと考えておきましょう
また、日差しにさらされ続けた肌は、カラカラに乾いてしまっています。
乾いた肌に潤いを戻すため、出来れば化粧水などで肌の水分を補充しておくようにしましょう。
・まとめ
日焼けをしてしまうと、しばらくは不快な思いをすることになってしまいます。
そうなってしまう前に、外出前には日焼け止めをサッとひと塗りして出掛けるようにしましょう。
①紫外線対策のためには、日焼け止めが欠かせない
②日焼け止め+日よけグッズで、徹底的に紫外線対策
③日焼け止めをきちんと落とすことまでが、UVケアです
紫外線が肌に与える影響は、とても大きなものです。
日焼け止め+UVカット商品をつかって、肌を紫外線から徹底的に守っていきましょう。