普段とは違った体験ができる課外授業の一つ、「林間学校」。
しかし林間学校は、思春期の真っ只中に行われる行事とあって、持ち物に悩む方も多いのではないでしょうか。
特に女子は、服装などにもこだわりが出始めるため、持ちものを絞ることが難しいですよね。
そこで今回は、林間学校の持ち物で女子が持っていたほうが良いものを紹介します!
・林間学校で女子に必要な持ち物
①生理用品は必ず持って行くようにする
林間学校への持ち物で、男女によって大きく異なるものといえば生理用品が挙げられます。
同じ年齢の男子には理解することはまだ難しい、お年頃の女子には欠かすことのできない持ち物です。
ですので、林間学校などの課外授業の際には、忘れずに生理用品を持たせるようにしましょう。
なかには、「まだ生理の時期ではないから」や、「生理が終わったばかりだから」という理由で、持って行かなくていいと思っている方もいることでしょう。
しかし、生理の周期ではないからといって、生理用品を持って行かないのは大変危険です。
それは、子供たちが日常生活から離れ、慣れない環境を経験することで、生理の周期が乱れることも十分に考えられるからです。
林間学校が家の周辺や、市街地で行われるのであれば気にすることはありません。
しかし、林間学校は山奥で行われることがほとんどです。
付近にはコンビニやドラッグストアなどがなく、生理用品を買うのは難しいでしょう。
また、「生理が来てしまったらどうしよう」と不安になるよりは、持って行った方が精神的にも安心できますよね。
さらに、自分が使うことはなくても、生理用品を忘れた子に貸してあげることができます。
必要に応じて、おりものシートやサニタリーショーツなども持たせてあげるのも安心できますね。
これは持ち物全般に言えることですが、林間学校では補充ができないということを念頭に置いて準備をしておきましょう。
②山間部の行動には、服装にも注意が必要
小・中学生のうちに行われることの多い林間学校は、思春期真っ只中です。
女の子は、人とは違ったファッションを楽しみたい年頃なのではないでしょうか。
そうはいっても、林間学校にアレもコレもと無造作に持っていくと、荷物がどんどん増えてしまうばかりです。
ですので、持って行く服は必要最低限に抑えなければいけません。
林間学校は、夏の暑い時期に山間部で行われる事が多く、学校のある市街地とは気温差があります。
当然、標高が高いところにいけばいくほど気温は下がり、標高1000mの場所では平地と比べると、6度も気温が下がるといわれています。
慣れない土地で、慣れない活動をすると汗をかくでしょう。
その汗をかいたままにしておくと、山間部の気温の低さに体温を奪われ、すぐにカゼをひいてしまいますよね。
ですので、肌に直接触れる面積が多いもの、例えば下着や、キャミソールなどの着替えは多めに持って行った方がいいでしょう。
また、非常用の防寒対策として、ナイロンやポリエステルなどの薄手のシャカシャカした素材を持って行くことをオススメします。
これらの素材は、風を通しにくいので、寒くなったらパッと羽織ることができます。
持ち運びの際にも非常にコンパクトにたためるので、荷物を圧迫することがないので、役に立ってくれるでしょう。
・その他に林間学校に女子が持って行った方がいいもの
・日焼け止め
山の日差しは平地よりも厳しく、とても日に焼けやすいです。
林間学校の時期の、天気や内容にもよりますが、外に出て太陽に照らされる時間は少なからずあるでしょう。
そんな時に紫外線対策を怠ると、あっというまに日に焼けてしまいます。
日焼け止めは、荷物としてそんなに場所をとるものではないので、持って行った方がいいといえるでしょう。
さらに、長時間太陽にされされることが予測されるようなら、多少の暑さを我慢してでも長袖の着用をオススメします。
・虫よけスプレー
日焼け止めと同じくらい必要なものが、虫よけスプレーです。
林間学校は自然の中で行われるので、市街地では見ることが少ない虫がたくさん潜んでいます。
蚊やアブ、蜂などの被害に合わないためにも、虫よけスプレーは必須といえるでしょう。
虫よけスプレーの中には紫外線をカットする効果も得られるものもあるので、そちらを準備しておけば、多少ですが荷物を減らすことができます。
・薬
常用している薬があれば、忘れずに持って行きましょう!
ドラッグストアなどですぐに手に入る市販薬であれば、施設や先生が救急箱を用意しているので、さほど心配はいらないでしょう。
しかし、アレルギーの他、持病などによる専用の医薬品は忘れてしまうと大事になりかねません。
普段から服用していれば忘れることはないと思いますが、林間学校の荷物をパッキングする際には、しつこいくらいに確認をしておきましょう。
・まとめ
林間学校へは忘れ物を届けることは難しいため、必要なものは忘れずに用意しましょう。
今回の記事をまとめると
①生理用品は、生理のタイミングにかかわらず必ず持って行くようにする
②肌着などの肌に密着する面積の多いものは、替えを多めに持って行く
③天候にもよるが、日焼け止めと虫よけスプレーは必須アイテム
林間学校は、日常ではなかなか味わうことのできない貴重な体験をすることができます。
そのイベントを楽しむためにも必要なものは忘れずに用意し、思い出に残る林間学校にしましょう。