幼稚園に通える年齢になると、育児の手間も多少はラクになるのですが、意外とすぐにやってくるのが「夏休み」。
普段忙しいママさんにとっては我が子と一日中過ごせる数少ないチャンスではあるものの、本音を言えばけっこう大変だったりもしますよね・・・
私自身も経験がありますが、夏休み期間中は特に、子供の面倒を見てくれている幼稚園のありがたみが身に染みて分かります。
ふだんの土日くらいの短い期間なら全く苦にはならないのですが、幼稚園の夏休みはとにかく長いです。
実際に多くの幼稚園では1カ月以上の夏休みがあり、子どもが飽きないように工夫しながら、
毎日を充実させて有意義に過ごさせるのって、正直けっこう大変なんですよね・・・
「子どもにとってはいい刺激になるような経験をさせたい!」
「でも何をどうしたらいいのか考えるのも大変・・・」
そんな悩めるママさんたちのために、先輩ママさんたちのアドバイスをいくつかまとめてみましたので、ぜひチェックしてみてください!
・年少さんの夏休みの過ごし方3選
・実家に帰省する
まず多いパターンとしては、実家のある田舎へ帰省するパターンです。
自然豊かな田舎での暮らしは年少のお子さんにとってもいい刺激になり、忘れられないような思い出作りにもなるかもしれません。
私の実家は割と田舎にあるため、年少の息子を連れて帰省しました。
(ちなみに旦那は置いてきました笑)
両親は孫の顔を見ることができて喜んでいましたし、私の代わりに面倒を見てくれます。
私自身も実家でのんびり過ごさせてもらったりと、割といいことづくしでした。
息子も豊かな自然の中で、虫取りや川遊び、釣り、山登り、工作など、途中で飽きてしまうことなく毎日充実した生活を過ごすことができました。
ふだんとは違う生活環境にストレスを感じてしまうお子さんも当然いらっしゃるかと思いますが、
まずは不慣れな環境への耐性を少しずつ付けていくためにも、実家への帰省はまさにピッタリなのではないでしょうか?
・夏休み限定の習い事をさせる
一方で、ふだん住んでいる家と実家の距離が近いケースも多いですよね。
その場合はふだんから実家のおじいちゃんおばあちゃんに子どもがよく会っていたりしているので、子どもにとってもあまり新鮮さは無いかもしれません。
また、実家は離れていても特に田舎の方でなければふだんの環境とあまり違いが無い、というケースもあるでしょう。
私の旦那の実家は、良くも悪くもまあまあ栄えている地方都市なのでまさにそのケースでした。
(生活する分にはとても住みやすそうでいい街なのですが・・・)
「なんだか実家に帰省するのも違うな……」という方は、たとえば夏休み限定の習い事に子どもを通わせてみるのはいかがでしょうか?
多くのスイミングスクールや体操教室では、夏休み期間中に1週間前後の短期講習プランが組まれています。
子どもが興味を持って楽しんで参加してくれれば、普段できない貴重な経験ができますし、
同時に、少しの間だけ育児の手間から逃れることもできるため、まさに一石二鳥です(笑)
スポーツ系の習い事以外にも、夏休み限定の子ども参加イベントは探すとけっこうあるもので、個人的に良さそうだなと思ったのは子どものみで参加する「夏休みキャンプ」です。
幼稚園の年少から小学校低学年くらいまでの子どもがひとまとまりになって、緑の多い環境で自然と触れ合える様々な活動をしながらキャンプ生活を過ごせます。
普段はあまり接することのない、少し年の離れたお兄さんお姉さんと一緒に生活するというのも、子どもにとっては良い経験になると思います。
もちろん引率の大人もいるので安心です!
ママとパパから離れて、そういった環境にひとりで参加するというのも、少しドキドキしますが、子どもの成長にとって必要なことかもしれないですよね。
はじめは不安や心配でいっぱいかもしれません。
しかし、たくさん楽しい思い出を作って帰ってくることができれば、親にとっても子にとっても非常に良い経験になるのではないでしょうか?
・やっぱり自宅で過ごす
「うちの子は不慣れな環境に馴染むのがとにかく苦手・・・」というママさんもいらっしゃるでしょう。
学ぶことも多いのは事実ですが、何も無理をさせてまで不慣れな環境にわが子を放り込む必要はありません。
そんな場合は「自宅でいかに充実した過ごし方ができるか?」に振り切って考えるのもひとつです。
たとえば、家のお手伝いを必ず一日ひとつはするように約束して、その約束を守れたらご褒美をあげるなど、
それだけでも子どもにとっては新鮮なことに感じるはずです。
反対に、家の中で長い期間自由に遊べるのも夏休みの特権ですし、また、少し気が早いかもしれませんが小学校入学に向けて簡単なお勉強を始めてみるのもアリです。
絵本を音読してみたり、絵の具でお絵描きしてみたり、アイディア次第では結構バリエーションも多くできそうです。
ただ注意したいのが、夏休みは長いので年少の子供であっても普段の生活リズムが崩れるケースもあるようです。
幼稚園に通っているときは家を出る時間や朝起きる時間が決まっていますが、夏休み期間中はその制約が無くなってしまいます。
そのため、普段以上に早寝早起きを心がけて、なるべく生活リズムが崩れないように配慮する方が良いと思います。
・まとめ
幼稚園に入園したての年少さんの初めての夏休みは、親にとっても子にとっても初めてのことなので、
なかなか上手く充実させられなかったり、大変なことも多かったりすることもあるかもしれません。
しかし、子どもと24時間一緒にいられる夏休みもこの幼児期の今だけ。
小学校に上がれば宿題に追われたり、友だちと外でずっと遊んだり、子どもが大きくなるとともに親子で一緒に過ごす時間は少なくなっていくものです。
一緒にいられる貴重な時間を大切にしながら、できるだけ今だからこそできる経験を子どもにもさせてあげることで、
子どもがいい刺激を受けてくれるような楽しい夏休みにしていきましょう!