中学生は忘れ物をしやすいと聞きますが、その理由は環境が大きく関わっているのではないでしょうか。
いままで通い続けた小学校とは違い、慣れない環境の中では馴染むまでに時間がかかりますよね。
また、学校によっては部活動へ強制的に入部しなければなりません。
さらには、定期試験があるので、部活と勉強を両立しなければならないでしょう。
そんな忙しい中学生は、忘れ物をしたからといって、攻めるのは酷な気がしますが、
何回も忘れ物をするのは嫌ですよね・・・
今回は、そんな忙しい中学生のために忘れ物をなくす方法を挙げてみたので参考にしてみてください。
・忘れ物をなくす方法「メモを取る」
前述したように、中学生が置かれる環境は思いのほか慌ただしく、大切な事を忘れてしまいがちです。
ですので、一度聞いた事は忘れないように、メモを取るという習慣を身につけましょう。
メモは、百均や文房具店に売っている付箋でも、専用のノートを買っても構いません。
大事なのはメモの形ではなく「自分で書いたメモを書き残す」ということです。
人は、よほど大切なことや興味があることでない限りは、時間が経つにつれて、どんどん忘れていってしまいます。
それは、無意識のうちに聞いた言葉や音などが次々と頭の中に入り、情報で溢れてしまうからです。
そこでおすすめしたいのが、メモを取ることです。
メモを取ることで、五感を刺激して記憶にインプットしてみましょう。
例えば学校の先生から「明日、ハンカチを忘れずに持ってくるように」と、言われたとします。
その言葉を聞いただけで納得しようとすると、聴覚のみの情報でインプットしようとするので、時間が経てば高い確率で忘れてしまうことでしょう。
ところがこの時に、筆記用具を使って自分がメモを取ることで、触覚を刺激します。
さらに、情報を可視化することによって視覚も同時に刺激しながら、インプットすることができます。
こうして、なるべく多くの感覚を使って取り入れた情報は忘れにくくなります。
また、メモを取る利点は、記憶に残りやすくする事だけではありません。
メモは、たとえ時間が経って忘れてしまったとしても、後で見返して思い出すことができます。
ですので、学校などで取ったメモを最大限に活用するために、家に帰ってきたら必ず見返すようにしましょう。
そして、メモ書きそのままだと分かりにくいので、キレイにまとめて書き直し、目立つ場所に表示しておくと良いでしょう。
この一連の動作を習慣にするまでが大変ですが、最初から完璧にできる人は居ません。
徐々にメモを活用することを習慣づけていきましょう。
・忘れ物をなくす方法「身の回りの整理整頓をする」
忘れ物をしないためにやっておきたいことの二つ目は、身の回りの整理整頓です。
特に、自分の部屋の机の上や、その周辺が散らかっていると、物を探するのに時間がかかってしまい混乱しやすくなります。
部屋を整理整頓をしておくことで、視覚的にも情報を整理しやすくなるでしょう。
人によっては「部屋が散らかっていた方が落ち着く」という方もいるかもしれません。
しかし、特定のものを探すにあたっては、やはり数が少ない方が見つけやすいはずです。
「必要のないもの」は、「必要のない情報」と割り切って、整理整頓をすることが大切です。
・忘れ物をなくす方法「鏡の前でチェックする」
忘れ物をなくすためにやっておきたいことの三つ目は、鏡を見ながらチェックをすることです。
やり方としては、あらかじめ玄関先などに持ち物を一箇所にまとめ、外出時に鏡に映った自分を見ながら、忘れ物や身だしなみをチェックするというものです。
この方法は、実際に警察の学校で取り込んでいるチェック方法で、なんでも鏡に映った自分を客観視することで、違和感に気付く事ができるのだそうです。
さらに、チェックする時間を設けることで一旦冷静になり、忘れ物を思い出しやすくなる効果も期待できるのだとか
この時、持って行くべきものを自分に問いかけるように行うと、さらに忘れ物のリスクを減らすことができるでしょう。
外出時に身だしなみを整えるために鏡を見ている方は少なくないでしょうから、これならすぐに実践できそうですね。
人にもよりますが、出掛ける時というのは時間に追われていることが多く、冷静な判断を見失いがちです。
こちらの方法は、家に大きな鏡があればすぐに実践できるので、すぐに試すことができそうですね。
・まとめ
不慣れな環境に身を置き、さらに勉強や部活などに追われるという、
何かと慌ただしい中学生に、忘れ物をなくす方法をまとめました。
①メモをとって記憶に焼き付ける
②整理整頓をする場所は机周辺と頭の中
③出かける前に、鏡を見てチェック
忘れ物は、ちょっとした油断や不注意で誰にでも起こり得ることです。
しかし、どんな理由があっても、忘れ物をしてしまっては言い訳にしかなりません。
今回紹介した方法以外にも、忘れないようにするコツなどがありますので、自分に合った方法を試してみてはいかがでしょうか?