海外では「サムライボール」とも呼ばれる大阪発祥のB級グルメといえば、たこ焼き!
お祭りの屋台や文化祭に行けば必ずといっていいほど見かけます。
昨今では、家でたこ焼き機を使って、たこ焼きパーティをする人も多いのだとか・・・
このようにたこ焼きは、お祭りやパーティなど、賑やかな場所で食べるものというイメージがありますよね♪
ところがこのたこ焼き、美味しいのですが、食べ過ぎると必ずといっていいほど胸焼けになってしまいます。
これって、私だけなのでしょうか?
きっと、この記事を読んでいるあなたもたこ焼きで胸焼けがするはず(笑)
そこで、この記事では、
・たこ焼きを食べ過ぎると胸焼けが起こる理由。
・胸焼けしたときの対処法。
この2つについて紹介します。
・たこ焼きを食べ過ぎると胸焼けをするのはなぜ?
たこ焼きを食べ過ぎると胸焼けをするのはなぜか
その理由は3つあります。
①食べ過ぎたから
これはたこ焼きに限らず、どんな料理でも食べ過ぎれば胃酸が大量に分泌されますから、胸焼けします。
ただ、たこ焼きパーティやたこ焼きバーなんてものがありますから、食べ過ぎる機会の多い食べ物であることは間違いないでしょう。
②小麦粉が消化に悪いから
たこ焼きの材料である小麦粉にはグルテンというたんぱく質が多く含まれています。
パンやうどんがモチモチしているのは、このグルテンの働きによるもの。
しかし、最近になってグルテンが体の不調を引き起こしているということが分かってきたそうです。
セリアック病という自己免疫疾患をはじめ、頭痛、便秘、イライラ、めまい、消化不良、疲労感、関節痛、抑うつ症状など、
私たちが日常で感じることの多い体のトラブルの原因としてグルテンが注目されているそうです。
たこ焼きもまた、小麦粉を主な材料とした食べ物。
消化に悪く、胃液の過剰分泌を促進してしまいます。
その結果、胸焼けにつながってしまいます。
③油っこいから
その名前からも分かるように、基本的に「たこ焼き」は焼くものであって、揚げるものではありません。
揚げるお店もありますが(笑)
揚げ物でないなら、それほど油っこいことはないような気がしますよね・・・
しかし、たこ焼きを焼く際に、たこ焼き機に塗る油は意外と多いです。
少し多めに塗らないと、たこ焼き機に生地がくっついてしまうから
それに加えて、たこ焼き自体にも油を塗りますから、相当油っこいたこ焼きが出来上がります。
でも、このように油をたっぷり使うことが、外側をカリっと仕上げる最大のコツなんですって!
・たこ焼きによる胸焼けの対処方法
①牛乳を飲む
お酒を飲むまえに、牛乳を飲んでおくと悪酔いしない、とよくいいますよね。
これは、牛乳にある胃の粘膜を保護する働きにより、アルコールの吸収を遅らせるから。
酔いやすさはアルコール度数はもちろんですが、空腹具合や飲むスピード、胃のコンディションなどによっても全然違ってきます。
胸焼けをした場合の対策や予防としてもこれは有効ですよ。
②ガムを噛む
唾液には、胃酸を中和する働きがあります。
唾液を効率よく分泌するのに持って来いなのがガムです。
ガムを噛んで胸焼けを防ぎましょう!
③ベルトを緩める
ベルトは、胃を圧迫することによって胃酸の逆流を助けています。
ベルトを緩めたり外したりして、お腹をしめつけないようにしましょう。
コルセットや帯も同様に外せるのであれば外した方がいいですね。
④上半身を高くする
横になると、胃酸が逆流してしまう場合は、背中に座布団を挟むなどの工夫をして、上半身を少し起こした状態にしましょう。
また、食後3時間は横になってはいけません。
どうしても体を休めたいのであれば、できるだけ上半身を高くして寄りかかるようにして休みましょう。
⑤薬を飲む、病院へ行く
胸焼けの際は、市販の胃腸薬を服用しましょう!
それでも、よくならない場合は病院でお医者様に診てもらうことをおススメします。
・まとめ
「たこ焼きを食べ過ぎると胸焼けする理由」、「胸焼けの対処法」を紹介しました。
最後にもう一度要点を振り返ってみましょう。
たこ焼きを食べ過ぎると胸焼けする3つの理由
1、食べ過ぎだから!
2、小麦粉に含まれているグルテンによる消化不良の影響
3、油っこいため消化しづらく、胃液が大量に分泌されるから
たこ焼きで胸焼けになったときの対処法
1、牛乳を飲む。
2、ガムを噛む。
3、ベルトを緩める。
4、上半身を高くする。
5、薬を飲む、病院へ行く。
なにかと沢山食べる機会の多いたこ焼き。
一つひとつが小さいせいか、どれだけ食べた量が分かりづらい。気付いたら食べ過ぎてしまいます。
食べ過ぎないように気を付けることが何よりですが、食べ過ぎてしまったときには、ここで学んだ方法を試してみて下さいね!