甘くて、舌触りも滑らかなプリン。
舌や歯茎で押しつぶして食べることもできるので、離乳後半のお子さんにも良いおやつになりそうです。
でも、卵や牛乳はアレルギーの原因にもなりやすいし、市販のものは添加物もたくさん入っているものもあります。
なので、何歳からプリンを食べても大丈夫のなのか気になりますよね・・・
そこで、手作りと市販のプリンはそれぞれ何歳から食べられるのか調べてみました!
・手作りプリンは何歳から食べられるか?
手作りプリンの場合、子供の成長にもよりますが1歳を過ぎたころから食べてOKです。
離乳が順調に進み、牛乳にも卵にもアレルギーがないことが確認できた場合は1歳を過ぎたころから与えられます。
プリンは牛乳・卵・砂糖が主な材料になっていて、それらは1歳過ぎればほぼ食べられるようになるから。
・手作りプリンを与える際の注意
1歳過ぎたくらいの子どもに手作りプリンを与える場合は、材料の分量を適切にすることが大切です。
具体的には、卵なら離乳食後期から完了期に1/2個から2/3個までを与えると良いそうです。
また、続けてではなく2~3日間をあけて与えるように注意することも重要です。
他にも砂糖の摂取目安量は一回の食事で2~2.5gほど。
離乳食完了期でも一回3gほどに抑えます。
また、上白糖ではなく刺激の少ないてんさい糖を使うようにした方がよいそうです。
調理するときは加熱をしっかりし、続けて与えないほうがよいようです。
・市販プリンは何歳から食べられるの?
市販プリンは、子供の成長にもよりますが3歳過ぎてからが目安。
市販プリンは手作りプリンに比べて、ゲル化剤・乳化剤・香料・酸味料・カロチン色素などの多くの添加物が入っています。
また大人を基準に作られていて、糖分や脂肪分も1才前後の子どもの1日の摂取量を大きく超えてしまっているので、
大人と同じ市販のプリンを食べられるのは3歳を過ぎてからと考えます。
・市販プリンを与える際の注意
市販プリンを購入する際は、スーパーやコンビニでも無添加のプリンが売られているので、無添加のものかなるべく添加物の少ないものを選んで買います。
3歳児の1日の砂糖の摂取量の目安は大さじ1杯(10g)程度。
市販のプリン1個は砂糖が15g前後入っているものもあるので、1個のプリンで3歳児の1日の砂糖摂取量を超えてしまいます。
なので、まるまる1個のプリンをそのまま子どもに与えず、お皿や器に多くても2/3個程度の量に減らして与えるとよいでしょう。
また、虫歯予防のため水や麦茶などの甘くない飲み物と一緒に与えるようにします。
甘味の強いものは子どもにとって癖になり、砂糖の取り過ぎは子どもでも生活習慣病の原因になるので頻繁には与えないようにしましょう。
・まとめ
手作りのプリンなら1歳半を過ぎたころから食べられます。
手作りするときは砂糖や卵の量に気を付けましょう!
市販のものを与える場合は3歳を過ぎてからが目安。
無添加のものか添加物の少ないものを選ぶようにします。
また1回に1個は多すぎるので量を2分の3くらいに減らし、甘くない飲み物を一緒に飲ませます。
手作りでも、市販の物でも間をおくようにして、続けて与えないようにしましょう!