毎日使うヘアブラシ。
朝の忙しい時間に使うことが多いので、あまり気にすることはありませんが、意外と汚れがたまりやすいです。
髪をとかすときに抜けてしまった紙の毛は、1本や2本くらいでは特に気にせずそのままにしてしまいがちですが、
「塵も積もれば山となる」ように、いつの間にか大量の毛が絡みついているなんてことも。
保管場所によってはホコリもたまりやすく、意外と汚れているんですよね。
わたしも毎朝ヘアブラシで髪を整えたりしますが、やや潔癖な性格のためヘアブラシに毛やホコリが溜まらないようにけっこう気をつけています。
ですが、何気なくふと気になりました。
「ニオイはどうなんだろう?」
鼻に近づけて嗅いでみると、何とも言えない体臭のような臭いがする!
一度気がついてしまうとどんどん気になってしまいます。
そこで今回は、ヘアブラシのに臭いを除去する方法について紹介していきます。
・髪の毛、ホコリを取るだけではヘアブラシの臭いはとれない?
そもそも、髪の毛やホコリではなく、頭皮や髪の毛からヘアブラシに付着する「皮脂」が臭いの原因のようです。
見た目の汚れに関しては、ホコリや髪の毛を取り除けばきれいになります。
しかし、それだけではヘアブラシの一本一本に残っている皮脂まで取り除くことはできません。
私が使っているヘアブラシも一見きれいに見えますが、鼻を近づけて臭いをかぐと、
少し脂っぽい臭いがして少しイヤな感じす。(自分の皮脂ですが・・・)
皮脂が残っているヘアブラシをそのまま使い続けることは、
せっかくシャンプーをして、ドライヤーで丁寧に乾かして、清潔にした髪の毛に古い皮脂を塗りたくるようなものです。
そう考えるとゾッとしますよね(泣)
しかし、「皮脂」が臭いの原因だと分かれば対処法は明快です。
ヘアブラシに付いた皮脂は、髪の毛や頭皮の汚れを取る時と同じように水(ぬるま湯)と洗剤で洗い流すのが一番です。
・臭いヘアブラシの洗い方
ヘアブラシのタイプによっては、洗い方が少し変わってきます。
プラスチックやナイロン製のヘアブラシを使う方が多いと思います。
一般的に使っている方が多いと思いますが、このタイプは特に気にせずガシガシ洗ってください(笑)
具体的には、シャンプーを付けて手でこするのもの良いですが、さらにオススメなのは「漬け置き洗い」です。
水を溜めた洗面器などにシャンプーを入れます。
いつも髪を洗う時より若干多めに使うところがポイントです。
それからヘアブラシを使って、水とシャンプーが混ざるように軽くかき混ぜまぜて泡立てます。
全体に泡が広がるように、勢いよくバシャバシャとかき混ぜましょう。
水面が埋まるくらいに泡が作れたら、あとはそのままヘアブラシを浸して放置します。
できれば一晩くらいはそのままにしておいてから、ヘアブラシを洗面器の中で軽く振ります。
ブラシにこびりついた皮脂が洗剤でふやかされているので、簡単にブラシから取り除くことができます。
あとはブラシに残った泡をシャワーで洗い流します。
ここですすぎ残しがあると逆に汚れを溜め込んでしまうことになるので、しっかりと洗い流すようにしましょう。
それからタオルでヘアブラシを拭きます。
ブラシとブラシの間に水気がなるべく残らないように、タオルの上でポンポンと叩くようにして水気を落とし、日陰で自然乾燥させます。
ナイロンやプラスチックのヘアブラシはこれだけでかなりキレイになり、臭いも気にならなくなります。
・注意が必要!木製ヘアブラシと獣毛ヘアブラシ
木製のヘアブラシを使っている人は注意が必要です。
木の材質は水に強くなく、あまり頻繁に水洗いを行うことは避けたほうが良さそうです。
使われている木の種類によっては水にあまり強くなかったり、カビが生えたりすることもあるので、水洗いしてもよいヘアブラシかどうか確認してから洗うようにしましょう。
オススメの洗い方は、全体を水に漬けるのではなく、泡立てたシャンプーをブラシ部分に乗せるようにして洗う方法です。
なるべくフワフワになるまでシャンプーを泡立てて、ブラシとブラシの間を埋めるようにして漬けていきます。
手でヘアブラシに残っている髪の毛などを取り除きながら、ブラシ部分の根本から先端に向けて汚れを移動させるイメージで洗っていきましょう。
すすぐときは少しぬるめのシャワーを当てながら、浮いた汚れとシャンプーの泡を落とします。
水気を取るときも、木製ブラシは時期によってはカビが発生してしまうこともあるので、しっかりと乾かすようにしましょう。
少し高級な獣毛ブラシを使っている方は、洗剤や水分が獣毛の材質を傷めてしまう場合があるため、基本的には水洗いは避けたほうが良さそうです。
どうしても臭いが気になる場合でも、洗剤は使わずに水かぬるま湯ですすぐのみにしておきましょう。
・まとめ
簡単にまとめると、
・ヘアブラシの「皮脂」汚れは、髪の毛と同じくシャンプーで落とす
・ナイロンやプラスチックのヘアブラシは洗面器で「漬け置き洗い」
・木製や獣毛のヘアブラシの洗い方は注意が必要
私が使っているヘアブラシは安いナイロン製のタイプなので、最近では2週間に1回くらいのペースで洗っています。
気になる臭いも無くなり、清潔な状態で保てるので、髪をとかすときの気分も良くなります。
材質に合った洗い方に注意しつつ、ぜひヘアブラシを洗うことに挑戦してみてはいかがでしょうか?