生活していると、年に数回あるかどうかという程度の「ちょっとした厄介事」ってありますよね。
ボタン電池の買い替え、手紙を出すときの切手の料金、履歴書の正しい書き方などなど・・・
そんなちょっとした厄介事のなかでも、特に私が面倒だと感じるのは「電球の買い方」。
電球はいろいろ種類があるしどれを買っていいか迷いませんか?
この記事は、ずばり電球の買い方を分かり易く、そして記憶に残るようにお教えします。
・電球の買い方はこれを守ればOK!
電球が切れたからと言ってすぐにお店に行くのはダメ!
電球もいろいろ種類があるので、どのタイプの電球を買えばいいのか確認しましょう!
もう少し詳しく教えますね♪
1、電球の口金サイズ、ワット数(W)とボルト数(V)を確認しメモする
口金というのは、光る部分ではなくソケットにねじ込む金属の部分です。
この部分のサイズは、E26やE17という風に「E+2ケタの数字」で口金は表記されています。
稀に表記されていないモノをありなすが、口金サイズの数字は、口金の直径と同じですので物差しで測れば分かりますよ♪
また、口金のあたりに40Wや100W、100Vや110Vという表記があります。
口金サイズ、ワット数(W)とボルト数(V)をメモしておくか、面倒くさいなら外した電球をもって買い物に行きましょう。
2、電球のサイズを確認する
時々、電球の球の部分の形状やサイズによっては、ハマらないことがありますので気を付けましょう。
同形状、同サイズのモノを買うのがベストですね。
電球のサイズなどが確認できたらお店に行って購入。
家電量販店、電気屋さん、ドラッグストア、ディスカウントストアに行けば、お求めの電球が置いてあるでしょう。
コンビニでも置いているところがあるかもしれませんね♪
メモしておいた、口金サイズ、ワット数、ボルト数、電球のサイズと照らし合わせて同じものがあればそれを購入し、取り付ければ完了です。
ただし、灯りの色に好みがあれば、その点も注意して買いましょう。
・同じ電球が売ってない場合はどうするの?
切れた電球と同じ条件の電球があれば一番いいのですが、ドラッグストアなど品ぞろえの多くない店では、
ぴったり同じモノというのがないこともありますよね。
しかし、まったく同じ条件の電球を買う必要はありません!
①正直、ボルト数は無視してもOK
「ボルト数(V)をメモする」と書きましたが、実はボルト数は無視してもあまり問題ありません。
日本の電球は一般的に100Vで大丈夫です。
しかし、発電所や地域などでは110Vの電圧が供給されることがあります。
その地域でも100Vの電球を使うことはできますが、電力消費が激しいので、110Vを買った方が良いでしょう。
また逆に、普通に100Vの電圧が供給されている地域で、110Vの電球を使うと電球の寿命が延びるとか延びないとか・・・
そのような噂があります(笑)
②ワット数と電球サイズは小さい分には大丈夫!
ボルト数はそれほど気にしなくてもいいことは分かりましたが、ワット数や電球サイズはどうでしょうか?
ワット(W)とは消費電力の単位です。
ワット数が大きくなるほど、消費電力が多くなりますが、明るさも強くなります。
反対に、ワット数が小さくなるほど、明るさは弱まりますが、消費電力も少なくなるので電気代の節約になります。
そのため、同じワット数の電球が売っていない場合や、節約のために今より低いワット数の電球を使用してもOKです!
逆に今より、ワット数の高い電球にかえるときは注意が必要です!
照明器具には、ワット数に制限があります。
60Wの電球までしか使用できない照明器具に100Wの電球を取り付けると、非常に危険です。
今より明るい電球に付け替えたい場合には、照明器具ごと、買い替える必要があるので注意しましょう。
・この機にLED電球にしてみませんか?
電球の買い方はマスターしましたね!
これでもう、電球が切れても買い方に困ることはありません。
・・・と言いたいところですが、ちょっとマッタ!
そもそも、「あ、電球が切れた」という面倒なことを減らしたいとは思いませんか?
この機に、「LED電球」に変えてみるのも一つの手です。
最後に少し、LED電球という選択肢も検討してみてはどうでしょうか?
LED電球のメリットとデメリットを簡単にご紹介いたします!
LED電球のメリットは、
1、白熱電球の約1/5の消費電力。
2、白熱電球の約40倍の長寿命(白熱電球:約1000時間。LED電球:約4万時間)。
3、電源のオンオフを頻繁に繰り返しても、寿命に影響がない。
4、虫が寄り付きにくい。
5、スイッチをオンにしてから、明るくなるまでの時間が短い。
6、 熱くならないので、電球焼けの心配がない。
逆にLED電球のデメリット
1、値段が高い。
2、高熱に弱い。とはいっても、40度程度の熱なら耐えられます。
メリットとデメリットを比較したうえでLED電球に変えるか検討してみてください。
・まとめ
最後に要点を振り返りましょう。
1、正直、ボルト数は気にしなくていい!
2、ワット数、電球サイズは小さい分には大丈夫!
3、LED電球もおススメ!
必ず同じでなくてはいけないのは口金サイズだけ。
そして今の電球より大きな数字や電球サイズにならなければ、使えないということはありません!
これさえ覚えておけば、もう電球の買い方で困ることもないでしょう。