色とりどりの形に、ふわふわの食感。
スイーツ好きの方なら、マシュマロの食感や形に心を奪われた人も多いのではないでしょうか。
昨今では、ダイエット食としても注目を浴びるようになりました。
ですが、マシュマロってお菓子なので太るイメージがありますよね・・・
そこで今回は、マシュマロは太るのかについて調べてみました!
・マシュマロは太りやすいの?
そもそも、マシュマロは何からできているのでしょうか?
マシュマロの成分は主に、卵白、ゼラチン、砂糖、水あめ等から作られていて、メーカーによってはさらに、寒天や香料などが加わります。
もちろんお菓子ですので、砂糖などの糖分は入っていますが、その他にはダイエットに悪影響を与えるような成分は見当たりません。
それどころか、ゼラチンが含まれていることから、肌に良さそうな感じがしますよね♪
さらに、マシュマロにはダイエットの天敵である、脂質がほぼ入っていません。
このように、マシュマロの成分を見る限りでは、
食べると太るというよりはダイエット食に向いているようにも思えます。
・マシュマロはダイエット食として向いているのか?
一見すると、ダイエット食として向いているように見えるマシュマロ。
世間では「マシュマロダイエット」というのが流行ってるようです。
ですが、マシュマロを使ったダイエットで失敗した方は多くいます。
その要因の一つは、やはり成分に隠されているようです。
先述した通り、多くのお菓子には糖分が含まれていますが、マシュマロは他のお菓子と比べてみても、糖質量が高いです。
その糖質量は、マシュマロ100gあたりにおよそ80g、つまり、マシュマロの成分の8割は糖質でできているということになります。
甘い誘惑の代表格であるチョコレートが100gあたり50gの糖質量ですので、同じ分量なら、マシュマロはチョコレートよりも糖分量が高いということになります。
これは、なかなか衝撃的な事実ですね・・・
さらに、マシュマロの食べやすさも、ダイエットを失敗させてしまう要因の1つに挙げられるでしょう。
柔らかくてふわふわした食感のマシュマロは、噛む必要がないくらい食べやすいものです。
しかし、その食べやすさから満腹中枢が刺激されず、お腹がいっぱいになったサインをなかなか出せません。
その結果、食べ過ぎてしまうことによって、ダイエット失敗という流れが考えられます。
こういった理由から、マシュマロは糖質制限のダイエットには向いていないといえるのではないでしょうか。
・マシュマロの真の魅力とは?
「じゃあマシュマロは、あまり魅力のない食べ物なのでは?」と、思ってしまった方は、ちょっと持ってください。
確かにマシュマロは糖質量が高いので、糖質制限のダイエットには向いていないかもしれません。
しかし、マシュマロには、ダイエットをする上で見逃すことのできない成分である、ゼラチンが多く含まれています。
実は、この事実がマシュマロの真の注目ポイント。
ゼラチンは、食べると体内でコラーゲンを作る材料となります。
コラーゲンといえば、肌に弾力を与えるといわれる成分として有名ですよね。
マシュマロにはゼラチンが豊富に含まれているため、10個食べれば一日に必要なコラーゲンが摂取できてしまうそうです。
もちろん、マシュマロから摂取したゼラチンが、全部コラーゲンに変わるわけではないので過信は禁物。
手軽にコラーゲンを摂り入れることができるのは、ありがたいことですよね。
さらに、ゼラチンが多く含まれているということは、カロリーが低いお菓子ともいえます。
マシュマロは100gあたり約320kcalに対して、
・ミルクチョコレート(100g) 約580kcal
・ポテトチップス(100g) 約550kcal
比較するとカロリーの差は歴然としていますね。
ですので、間食が辞められなくてダイエットに失敗したという苦い経験のある方は、間食にマシュマロを食べてみるのはいかがでしょうか。
ただし、先述したとおり、マシュマロはとても食べやすいので、なにも考えずに食べてしまうと危険です。
マシュマロは、個数制限しやすいです。
一日で食べる量の目安を、自分で管理しながら摂取してみてください。
食べる量を間違えると太ってしまうので気を付けましょう。
このような理由から、カロリー制限のダイエットには効果的な食べ物といえるのではないでしょうか。
・マシュマロのおいしい食べ方
マシュマロは、そのまま単体でも食べてもいいのですが、アレンジしたレシピも豊富ですので、一部を紹介します。
①マシュマロにコーヒーを入れる
コーヒーにマシュマロを落として作る、マシュマロコーヒーはいかがでしょうか。
熱いコーヒーにマシュマロを入れると、マシュマロが少しずつ溶け出して、口当たりの良いコーヒーができます。
さらに、コーヒーに含まれるクロロゲン酸の働きによって、脂肪の燃焼効果も期待できます。
②マシュマロヨーグルト
また、マシュマロとヨーグルトも相性がいい組み合わせです。
マシュマロをそのままポンっとヨーグルトに入れて、そこへさらにフルーツも入れてみましょう。
マシュマロのゼラチン効果とヨーグルトの整腸作用、さらにフルーツのビタミンが加わることで一石三鳥のおやつになります(笑)
また、マシュマロを一晩ヨーグルトに浸しておくことで、マシュマロがムース状の食感になります。
・まとめ
糖分量が高いマシュマロですが、食べ方次第ではダイエットに有効活用できるお菓子といえます。
しかし、マシュマロの魅力を活用するためには、その特徴をしっかりと把握しなければなりません。
マシュマロの特徴をしっかりと理解した上で、ぜひダイエットに役立ててみてください。