草むしりや園芸の作業などで手にはめる軍手は、泥で汚れてしまいますよね・・・
泥で汚れたからと、その度使い捨てにするのはもったいないし、きれいにしてまた使いたいものです。
泥汚れはなかなか簡単に洗濯機では落ちないし、また他の衣類と一緒に洗うのもなんだかほかの衣類も汚れそうです。
軍手につく汚れは泥汚れだけではありません。
軍手をはめて機械をいじれば機械油の汚れなどがついてしまいます。
そこで今回は軍手の洗い方を、
・少量の軍手の洗い方
・機械油で汚れた軍手の洗い方
・大量の軍手を洗うときの洗い方
この3つに分けて紹介します。
また、軍手の干し方のコツも紹介するので参考にしてみてください。
・少量の軍手の洗い方
軍手を手洗いすれば、洗濯機で洗うよりもしっかり汚れが落ちます。
洗濯機を汚すこともありません。
大量に洗うときは手洗いするのは大変ですが、少量の時は手洗いをオススメします。
軍手を手洗いする方法は、
1.軍手を乾かして、泥汚れを払い落とす。
2.軍手を手にはめる。(手荒れが心配な場合は薄手のゴム手袋を下にはめておく。)
3.洗面器に熱めのお湯を入れ、お湯に軍手をはめた手を浸す。
4.軍手に固形石鹸を塗り付ける。
5.手を洗うようにして、軍手を洗う。
6.ある程度汚れが落ちたら、軍手を手から外して細かい汚れをこすって落とす。
ポイントは固形石鹸とお湯を使うこと
泥汚れは水溶性の汚れではないので、固形石鹸のほうが汚れが落ちやすいです。
また、お湯を使うことによって、固形石鹸の力を最大限に出すことができます。
市販の固形石鹸の中では「ウタマロ」という洗濯石鹸がオススメ。
また、一般のお店には出回らず、イベントやネット通販などでしか手に入らない「ブルースティック」という固形石鹸があります。
「泥汚れに強い石けん」と「油汚れに強い合成洗剤」の両方の特徴を取り入れた汚れ専用のスティック石鹸で頑固な汚れがよく落ちると評判です。
・機械油で汚れた軍手の洗い方
軍手についた油汚れは洗濯機の洗濯槽に付着して、他の衣類に移ってしまう可能性が強いので、洗濯機は使うことは避けたほうがいいです。
専用のプラスチック製のバケツなどを用意して洗うようにしましょう。
セスキ炭酸ソーダという粉を40~50℃のお湯500mlに対して5グラムの割合で溶かした液体を作ります。
それに1時間ほど浸け込んでおいて、汚れた液体を捨てて石鹸で洗濯すると汚れがよく落ちます。
手洗いする場合はゴム手袋を使うと手荒れを防げますよ♪
・大量の軍手を洗うときの洗い方
大量の軍手を洗うときは手洗いだと面倒ですよね・・・
なので、洗濯機を使うと便利です。
まず最初に予洗いをしておきます。
準備として軍手を乾かしてから乾いた状況で泥をバサバサ叩き落としてから、予洗いに入ります。
泥汚れは濡らしてしまうと、泥汚れがよけい繊維の奥に入って落ちにくくなるからです。
ブラシなどを使って泥汚れをブラッシングするとより効果的です。
予洗いが終わったら、軍手を裏返して、ぬるま湯と洗剤の入った液に30分ほど浸した後、水を絞って再度ぬるま湯と洗剤の入った液で軍手をもみ洗いをします。
その際に軍手に刺さっている植物や異物を目で見てわかる範囲で取り除いておきます。
だいたい綺麗になっているのを確認してから、他の衣類と一緒に洗濯機で洗います。
つまり、他の洗濯物に汚れが付かないよう、ある程度きれいにしてから軍手を洗濯機に入れるのがポイントです。
洗濯ネットと洗濯ボールを使うとより綺麗に洗えます。
洗濯ネットの中に洗いたい軍手と洗濯ボールを入れます。洗
濯ボールは100円ショップで売っている洗濯機に入れるものです。
中の軍手が絡まず、汚れがきれいに落ちますよ♪
・洗った軍手の干し方のコツ
軍手は乾燥機や強い日差しの下で乾かすと縮んでしまいがち。
風通しの良い日陰で干します。
干すときは軍手を指先まできれいに裏返してください。
そして手首側の方を洗濯バサミで挟んで止めればOKです。
指先を止めると軍手自体の重みと水分の重みで、洗濯バサミで止めてある指のみが伸びてしまうことがあるので気を付けましょう。
・まとめ
軍手は少量の時は軍手をはめてお湯と固形石鹸で手を洗うようにすると簡単に洗うことがでます。
泥汚れが主な汚れの場合は、乾いた状態の時に泥を払ってから洗うといいですよ♪
機械油の汚れはセスキ炭酸ソーダの溶液に浸してから洗うと汚れがよく落ちます。
大量の軍手を洗いたいときは、予洗いをしたり、洗濯ネットを使う、衣類と別に二槽式小型洗濯機で洗うなどの方法があります。
軍手を干すときは陰干しにします。手首の方を上にしてつるします。