氷よりも冷たく、溶けて水でビショビショになることも無いため、主に保冷目的で使われるドライアイス。
子どもの理科の実験などで見たり使ったりしたことがある人も多いかと思いますが、
いざ必要となった時に「ドライアイスって、どこで手に入るんだろう?」と困ってしまうことはありませんか?
バーベキューやキャンプに持っていくお肉や飲み物を冷やすために、
ドライアイスがあると便利なのですが、家にドライアイスがあることって少ないですよね♪
わざわざ買うことは少ないのですが欲しいときになかなか手元にない、
そんなドライアイスの入手方法を調べていくつかピックアップしてみました!
「今すぐにでも手に入れたい!」という時や、「別に急がないけどとにかく安く手に入れたい」という時など、
シーン別のオススメ入手方法もまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
今は必要でなくても、いざというときのために覚えておいて損は無いはずです!
・ドライアイスの確実な入手方法は?
まずはドライアイスを購入する方法です。
実はドライアイスはネット通販でかんたんに購入することができます。
業務用の氷を取り扱う、いわゆる氷屋さんがネットショップを出店していることが多いため、
少なくても1キロ以上からの単位になることが多いようですが、クリック一つで購入できます。
早ければ当日発送、翌日お届けに対応している氷屋さんもありますよ♪
ですが、「もっと早く手に入れたい!」「今日とにかく必要!」とお急ぎの方は、
ネットではなく近くの氷屋さんを探して直接行ってみることをオススメします。
とはいえ、ふだん氷屋さんにしょっちゅう行く方は少ないと思いますので、
「近所に氷屋さんがあるのかどうかすら知らない」という方が多いかと思います(笑)
たまたまですが、私の家の近くには昔ながらの氷屋さんがあって、よく夏場などは店頭の氷の塊を見て、
涼しい気持ちを味わいながら店の前をよく通っていました。
過去に一度だけ、ドライアイスを購入するために店に入ったことがありますが、そのときは優しく対応してくれました。
普段利用することがないので少し敷居が高く感じられるかもしれませんが、
おそらくお店に直接行くのがドライアイスを手に入れる最速の入手方法になります。
・ドライアイスを少しだけならタダで入手できる!?
ドライアイスをネット通販や氷屋さんで手に入れる手段は、あくまで「購入する」形になりますが、
少しの量しか必要でない場合はわざわざ購入する必要は無いかもしれません。
たとえば、大型スーパーで冷凍食品を買ったときに、レジやお店の入り口付近にドライアイスの自販機が置いてある場合があります。
結構目立つ機械なので一度は見たことがある方も多いと思います。
私の家の近所にある某大手チェーンのスーパーでは、冷凍食品やアイスを買うとレジで「ドライアイス付けますか?」と訊かれます。
そこで「お願いします」と言うとレジで専用のコインとドライアイスを入れるための袋をもらえるようになっています。
そのコインをドライアイスの自販機に投入すると、1回分(100グラムくらい?)のドライアイスが出てくるシステムになっています。
この方法ならドライアイス自体は無料で手に入れることができます。
スーパーによっては有料のところもあるようなので、事前のご確認をお忘れなく。
余談ですが、ケーキ屋さんでは保冷目的でドライアイスをくれるところはほとんどありません。
それにはちゃんとした理由があります。
ドライアイスは二酸化炭素を固めたもので、それが気体に変わる時の気化熱を利用して周りのものを冷やしています。
その気体は炭酸ガスと同じ成分のため、食品に付着し吸収すると炭酸飲料のようなパチパチとした食感が出てしまうことがあります。
特に生クリームなどの乳製品は吸収しやすいため、ケーキ屋さんではドライアイスではなく、ゲル状の保冷材を使用しているところがほとんどです。
・まとめ
意外と多い「ドライアイスの入手方法」ですが、状況によって以下のように使い分けができそうです。
・とにかく今すぐ必要な場合 氷屋さん
・安く手に入れたい場合 ネット通販、スーパーマーケット
・少しの量でいい場合 スーパーマーケット
ドライアイスって便利な反面、氷よりも取り扱いが難しく、
もしかしたら少し怖いイメージを持っている方も多いかもしれません。
氷よりも表面温度が約80度近く低いため、素手で触ると凍傷になる危険があったり、
水ではなく二酸化炭素を固体化させているため、場合によっては二酸化炭素中毒の原因になったりもします。
他にも怖いケースはいくつかあり、小さいお子さんが誤って口に入れてしまったり、
ペットボトルなどの密閉容器に入れると気化による膨張が破裂事故を招いたりするケースがあります。
ですが、いくつかの注意点さえ守りさえすれば、保冷を目的にしたとき、
氷よりも便利で使い勝手のいい手段として、ドライアイスは幅広く活用することができます。
探してみると入手できる場所も意外に多くあるので、あまり苦手意識を持たずにどんどん使ってみると良いかもしれませんね♪