手土産でカステラをいただくことありますよね♪
でも、我が家は人数も少ないし一度には食べきれないということありませんか?
残ったカステラは保存すると思いますが、どう保存すれば翌日もおいしく食べられるのでしょうか?
そこで今回は、最後の一切れまでおいしく食べられるカステラの保存方法を紹介したいと思います。
・カステラはそもそも賞味期限が長くない
「カステラは焼き菓子だし、砂糖をたくさん使ってあるので日持ちするのでは?」と思われるかもしれませんが、
意外と賞味期限が短いです。
メーカーや商品によって賞味期限は違いますが、最も短い賞味期限は8日、長くて20日ほど。
賞味期限までであれば、未開封のカステラは常温保存できます。
また、開封後は冷暗所へ保存するようにメーカーが推奨していることが多いです。
・未開封のカステラは賞味期限が延ばせる
しばらく開封して食べる機会がなさそうなカステラは、未開封のまま冷蔵庫に保管します。
そうするとだいたい1か月くらいは美味しく保存でき、賞味期限を延ばすことができます。
また、カステラを冷凍保存するともっと長期の保存が可能になります。
カステラを冷凍すると、味もそれほど落とさないで家庭用の冷凍庫で3か月から半年くらいは保存することが可能です。
・開封したカステラは賞味期限が過ぎるとどうなるのか?
賞味期限というのは「定められた方法で保存した場合、期限内であれば、おいしく食べられる期限」のこと。
なので、常温で賞味期限を過ぎてしまえば、水分が少なくなってパサパサしておいしくなくなります。
ザラメが使われている商品であれば、ザラメが溶けてしまい独特のシャリシャリした食感がなくなってしまいます。
開封後そのまま常温の部屋に放置して置くなど、保存方法が悪ければ賞味期限前でも味が悪くなります。
また、水分がたくさん含まれているカステラは白いカビが生えてしまうこともあります。
こうなってしまえば、もう食べることができません。
・開封後の残ったカステラの保存方法
食べきれない開封後の残ったカステラを保存する方法は二つあります。
①冷蔵庫に保存する
切り分けてあるものは、一切れずつラップで包み、食品保存用の袋かタッパーに入れて密閉してから、冷蔵庫で保存してください。
空気に触れないようにすることで乾燥を防ぐことができます。
カステラまるごと一本の場合も、ラップで包み大きめの食品保存袋かタッパーに入れてから冷蔵庫で保存してください。
②冷凍庫に保存する
カステラを一切れずつラップで包装をして食品保存袋に入れて空気を抜いて冷凍すると、霜による品質低下を防ぐことができます。
冷凍したカステラは未開封のカステラ同様、3か月から半年ほど保存することができます。
ただし、開封後の時間がたったものや、賞味期限が近づいているものは風味が落ちているので冷凍には向きません。
冷凍保存後は、食べる分だけ取り出してレンジで解凍します。
加熱しすぎると風味が逃げてしまうので、短時間加熱を何度か繰り返し、様子を見ながら解凍してください。
レンジでの解凍ではなく、自然解凍してもOKです。
どちらでもお好みの方法で解凍してください。
また、あまり解凍せず冷たいままでもおいしく食べられるそうです。
・パサついてしまったカステラの食べ方
うっかりカステラの存在を忘れ冷蔵庫の中でパサパサになってしまったカステラを見つけてしまったときや、
賞味期限が近づいたカステラをそのままで食べるにはちょっと美味しくないかなと思ったときの食べ方を紹介します。
・フレンチトーストにアレンジする
カステラ4切れに、牛乳100mlと卵1個をよく溶いて卵液を作ります。
カステラに甘味があるので、砂糖はお好みで入れても入れなくてもかまいません。
卵液にカステラを浸して、油をひいたフライパンで焦げ目がつくまで焼きます。
・トライフル(3人分)にして食べる
プレーンヨーグルト400g、苺6個、カステラ3切れ、シリアルとジャムを適量用意します。
カステラを使ったトライフルの作り方は、
①プレーンヨーグルトはザルにキッチンペーパーを敷いた中に入れてしっかり水気を切ります。
②苺のへたを取って3個は縦に薄切りにし、あとの3個は角切りにします。
③苺の断面が見えるようにガラスの容器の側面に苺の薄切りを貼り付けます。
④容器の中に角切りにしたカステラを入れその上に水切りしたヨーグルトを入れます。
⑤ジャム、角切りのイチゴを真ん中に載せて周りをシリアルで飾れば出来上がりです。
・スティックラスクにする
カステラを使ったスティックラスクの作り方は
①カステラ3切れを縦三等分にして、クッキングシートを敷いた天板に並べて無塩バター30gを溶かしてカステラ全面に塗ります。
②150℃に余熱したオーブンで15~20分焼きます。
③その間、器に粉砂糖80gを入れレモン汁小さじ2杯を加えアイシングを作ります。
④冷ましたカステラにアイシングを付けて固めたら完成です。
・まとめ
カステラを保存するときは、必ずラップなどで包み密封して空気に触れないようにして、冷蔵庫か冷凍庫で保存する。
冷凍保存したカステラは解凍しきらなくてもおいしく食べられます。
うっかりカステラをパサパサにしてしまっても、他のお菓子にリメイクすれば美味しく食べられます。