イタリア料理の定番といえばピザですよね♪
宅配ピザも、冷凍ピザもあって、ちょっと小腹がすいたときなど、1~2切れも食べると結構満足感があります。
そんな何気なく食べているピザですが、小さいお子さんはいったい何歳くらいからピザを食べられるのでしょうか?
また子供にピザを食べさせる時の注意点はあるのでしょうか?
そこで今回は、この2つの疑問について調べてまとめてみました!
・何歳からピザを食べても大丈夫なの?
レストランの本格的なピザや、宅配ピザ、市販されているピザなどは3歳過ぎてから食べさせるようにしましょう。
そういったピザには脂肪分・塩分・添加物が多く含まれ、3歳以前の幼児や、離乳食期の赤ちゃんには向きません。
赤ちゃんの体調にもよりますが、離乳食期後期以降の赤ちゃんは食パンが食べられるため、手作りのピザトーストなら食べることができます。
ピザを手作りするにあたって注意することが4つあります。
1、アレルギーがでない食材で作る
ピザに塗るソースや具はアレルギーの出ない食品だけにします。
また、トッピングも初めて食べる具材が多かった場合、どれが原因でアレルギーが出てしまったのか分かりません。
初めて食べる食材がある場合は、まずその食材でアレルギーが出ないか確認しましょう。
2、使うチーズの種類や量に注意
赤ちゃんは7〜8ヶ月から、ほとんどのチーズを食べられようになります。
ただし、チーズは脂肪分や塩分が高い食品なので、ピザを作るときは乗せすぎないようにしてください。
なるべく塩分や脂肪分が少ないものを選びます。
一回に使用できるチーズは種類にもよりますが10g前後が目安。
また、外国産のナチュラルチーズはリステリア菌などに汚染されている恐れもあり、解凍したチーズも解凍時に細菌が付きます。
チーズは国産の物を使い、必ず加熱してから使うようにしてください。
3、トッピングを多くしすぎない
ピザのトッピングとして使われるソーセージやハム、ベーコンなどは脂肪分・塩分・添加物も多いので、
それらの具材をのせる場合は、少量にします。
ホウレン草や玉ねぎなどの野菜がトッピングとしてオススメです。
4、ピザを頻繁に食べさせるのはダメ
ピザトーストの材料となる食パン・チーズには糖質・脂質・塩分が含まれているので、あまり頻繁に食べさせないようにしてください。
赤ちゃんは消化器官が未発達なため、糖質・資質・塩分を多くとりすぎると、うまく消化できず下痢を引き起こしてしまうことがあります。
また、赤ちゃんの頃から濃い味に慣れてしまうと、生活習慣病の原因にもなりかねません。
糖質・脂質・塩分が含まれるピザトーストは適量を食べさせるようにしましょう。
・赤ちゃん向けピザトーストの作り方
①プレーンロールを使ったピザトースト
・材料
プレーンロール1個、玉ねぎ10g、ピーマン5g、ケチャップ小さじ1/2、チーズ5g(シュレッドチーズあるいは粉チーズやプロセスチーズでもOKです)
シュレッドチーズとは調理用に細かく刻まれたチーズのこと。
・作り方
1、ピーマンは種を取って短めのせん切り、玉ねぎは粗みじんに切り、600wの電子レンジで約20秒加熱し、ケチャップであえる。
2、パンを厚さ1㎝に切り、①とチーズをのせオーブントースターで2~3分焼く。
②シラスをトッピングしたピザトースト
・材料
耳をとった8枚切か6枚切の食パン1枚、シラス小さじ1、玉ねぎ10g、ケチャップ小さじ1、水小さじ2、チーズ10g
・作り方
1、食パンを食べやすい大きさに切って軽くトーストしておく。
2、玉ねぎは刻んで電子レンジで加熱する。シラスは熱湯につけ塩抜きする。
3、パンに水で薄めたケチャップを塗り、玉ねぎ、しらす、チーズを散らし、オーブントースターで2~3分トーストする。
*しらすは茶こしに入れて熱湯に2~3分つけると塩抜きできます♪
③トマトと卵のピザトースト
・材料
耳をとった食パン1枚、トマト30g(中くらい1/5)、チーズ10g、固ゆで卵1/2個、ケチャップ少々
・作り方
1、トマトは皮と種を除いて粗く刻む。
2、ゆで卵は食べやすいサイズに切る。
3、食パンにケチャップを薄く塗って、チーズと切ったゆで卵とトマトをのせ、トーストで4分ほど焼く。
(おまけ)
離乳食に適した脂肪分や塩分の少ないカッテージチーズは家庭で簡単に手作りできます。
・材料
牛乳100ml、レモン汁50ml
・作り方
1、牛乳を鍋で80℃くらいに温めます。
2、レモン汁を加えてゆっくりかき混ぜます。
3、牛乳が白い塊と黄色い液体に別れたらガーゼなどで濾し水分をよくきります。
・まとめ
レストランのピザや市販のピザは3歳以下の乳幼児は食べるのは止めたほうがいいでしょう。
しかし、離乳期の子どもにも食べられるように作られた手作りのピザトーストは食べることができます。
ただし、手作りする際もチーズの量を控えたり、
具の種類をアレルギーの出ないもや添加物の少ないものにするなどの配慮が必要です。