だいぶ前に買ってきてそのまま忘れていた「お酢」
もう何年も経つのですが使えるのでしょうか
そもそもお酢って腐るのでしょうか?
そしてもしお酢が料理に使えないとしたら他に使い道はあるのでしょうか?
お酢を無駄にしないためにも早速調べてみました。
まず最初にお酢は腐るのか見ていきましょう!
・お酢は腐るの?
お酢は基本的には腐りません。
なぜ、お酢は腐らないのでしょうか?
それは、お酢は酸性が強く雑菌が繁殖しにくいから
よって、お酢が腐るということは無いと考えて大丈夫なんですね♪
ですが、お酢は時間と共に味が落ちてしまいます。
・保存状態が悪い
・開封してから時間が経っている
・時間が経った調味酢(すし酢、リンゴ酢、ポン酢など)
これら3つの酢は酸化や劣化し味が落ち料理に向きません。
調味酢はお酢以外の調味料が入っているためカビが生える事もあります。
簡単にまとめるとお酢は腐りませんが、
味が落ちて劣化してしまうことがあります。
では、どのようなお酢が劣化したお酢なのでしょうか?
・劣化したお酢はどんなの?
劣化したお酢は
・白い膜が浮いている
お酢に空気中の酢酸菌が混入してセルロースという物質ができ白い膜ができます。
・酸味が飛んで変な味がする
お酢は揮発性でフタがゆるいと酸味が飛んでしまいます。
この2つのお酢は劣化しているので料理に使ったり、
口に入れたりするのは止めましょう。
お酢を劣化させないためにもしっかり保存することが大切
お酢の保存方法は、
1、直射日光を避けます。
2、冷暗所で保存します。
3、夏場など高温の時期は冷蔵庫で保存します。
4、キャップをきちんと閉めて本体を立てて保存します。
劣化以外にも賞味期限が過ぎたお酢も料理に使わないようにしましょう!
穀物酢の賞味期限はほとんどが2年です。
ただし、果実酢やもろみ酢は約1年が賞味期限です。
そして、美味しく使うためにも未開封のお酢は賞味期限以内に使い、
開封したお酢はできるだけ早く使い切るのがベストです。
ちなみに一般的によく言われる開封後の目安は、
・穀物酢 およそ2年
・果実酒 およそ1年
・ポン酢やもろみ酢 約1ケ月
お酢は変色することがあります。
これは「褐変」(かっぺん)と呼ばれるモノで、糖とアミノ酸の反応し変色しているだけ
なので、変色しても体に害はないので安心してください!
さて、劣化したお酢は料理に使うのはオススメできません。
ですが、劣化したお酢を捨てるのはもったいないですよね♪
次に料理以外のお酢の使い道を紹介します!
・料理以外のお酢の使い道は?
1、お掃除グッズとして使う
お酢には殺菌効果があるので、お掃除グッズとしてピッタリ!
お酢と水を1:2の割合で「お酢スプレー」を作りお掃除します。
お酢スプレーの使い道は、
・窓ガラスやフローリングの拭き掃除
・食器や、陶器についた茶渋
・シンクなどの水回り、風呂トイレ掃除などの水垢落とし
・電子レンジや冷蔵庫などの家電の掃除
・漂白剤が手についた時のヌメリ落とし
これらの汚れている場所にお酢スプレーを数回スプレーして、あとは拭くだけ
これだけで家中がピカピカになりますよ♪
2、臭い対策として使う
お酢は雑菌の繁殖を抑えるので臭い対策としても使えます。
臭いが気になるところをお酢を含んだ綿で拭いたり、
水で薄めたお酢を数回スプレーするだけ
お酢をそのままかけるとお酢の酸っぱい匂いが移ってしまうので気を付けてください(笑)
3、花を長持ちさせる
お酢の殺菌作用は、花を長持ちさせるのにも利用できます。
1、2滴のお酢を花瓶の水に入れるだけでOK
細菌の繁殖を防ぎ水が清潔になるので花の寿命が長くなりますよ♪
4、ゆで卵作りに使う
ゆで卵を作る時、水と一緒に少量のお酢を入れます。
すると卵の表面が割れても白身が外に出ることなくキレイに仕上がります。
どの使い道もお酢を直接飲まないので心配いりませんね。
お酢が劣化したとしても、こんなに様々な使い道があるんですね!
・まとめ
お酢は腐りませんが劣化し味が落ちてしまいます。
白い膜ができたり、酸味が飛んだお酢は劣化しているのが口にしないようにしましょう。
他にも賞味期限が過ぎたお酢も口にしないほうが体のためです。
料理に使えないお酢の使い道は、お掃除グッズとして使えます。
他にも臭い対策や花を長持ちさせたり、ゆで卵を作るときにも使えますよ
お酢は腐りませんが少しでも変だなと思ったら料理以外に使うのが良いですね♪