酸っぱくて美味しい「梅干し」
梅干しに含まれるクエン酸が疲労回復に効果があるので、
疲れているときは梅干しをよく食べる人もいるのではないのでしょうか?
そんな梅干しですが手作りするときに一度外に干しますよね
外に干すとどのような効果があるのでしょうか?
干さずにそのまま梅酢に漬けたままでも美味しいと思うのですが(笑)
そこで今回は、
・なぜ梅干しは干すのか?
・梅干しを干すときのポイント
この2つについて紹介します!
・梅干はなぜ干すの?
梅干しを干す理由はいくつかありますが主な理由は、
・梅干しを赤くするため
・柔らかくするため
・殺菌するため
この3つが梅干しを干す理由です。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
・梅干しを赤くするため
梅干しを干すことで水分が飛び中身が濃くなるため赤くなるそうです。
ただし、干しても綺麗に赤くなるとは限りません。
赤しそをたっぷり使うのが綺麗に梅干しを赤くするポイントです。
・梅干しを柔らかくするため
干すと水分が飛んで固くなりそうなイメージがあります。
ですが、干して太陽の光を浴びせ水分を飛ばし夜に夜露を吸うことで梅干しが柔らかくなります。
太陽の光と夜露を交互に浴びせることで梅干しの実と皮が柔らかくなるんですね♪
ですが、梅が熟していないと干しても固いままです。
青い梅は熟していないので黄色く熟すまで干すのを待ちましょう!
また、日中だけ干すと太陽光で水分が飛ぶだけなので
梅干しが柔らかくなりにくくなってしまいます。
なので、夜も干して夜露を吸わせて柔らかくしましょう。
・梅干しを殺菌するため
干すと太陽光で梅干しを殺菌することができます。
太陽光の殺菌効果のおかげで梅干しは1~5年も保存できるんですよ♪
太陽光の力・・・恐るべしです(笑)
また、梅を干さないのを「梅漬け」と言います。
梅漬けは半年ほど保存できます。
干すだけで半年以上も保存期間が延びるんですね♪
これで梅干しをなぜ干すかが分かりました。
まぁ、「梅干し」というぐらいだから干すのは当たり前ですね(笑)
次に梅干しを干すときのポイントを見ていきましょう!
・梅干しを干すときのポイント
梅干しを干すときのポイントを3つ紹介します。
それもそんなに難しくないので干すときは気を付けてみてくださいね♪
・晴れた日に干す
太陽光をたっぷり浴びせるために晴れた日に梅干しを干しましょう!
晴れた日に3日間連続で干すのがポイントです。
天気予報をチェックして晴れた日をチェックすると良いですよ♪
ちなみに7月21日から8月7日の間に干すことを「土用干し」と言います。
7月21日から8月7日は土用の期間と呼ぶから
この期間は梅雨が明けてるので晴れた日が続きやすいです。
・小まめに裏返す
干すときは梅干しをザルに敷いて干します。
朝に干して昼頃に梅干しを裏返しましょう。
裏返さないと梅干しの皮がザルにくっついてしまうから
くっついてしまい梅干しの皮が破れてしまったら、
皮をもとの場所に戻しておけば大丈夫です♪
・漬けて1ケ月後に干す
梅を漬けてからすぐに干すと、
梅に梅酢が十分染み込んでいないので干しても美味しくなりません。
しっかり梅を漬けてから干しましょう!
梅干しを干すといっても排気ガスなどが心配な人もいますよね
特に都心や道路のそばに住んでいると気になりますよね(笑)
そういうときは干さず漬けたままにして「梅漬け」にするのがオススメ
梅干しではありませんが梅漬けも美味しいですよ♪
干してる時に雨や雪が降ってきたら梅干しをお酢や焼酎で軽く洗いましょう。
お酢や焼酎で不純物を洗い流せますし殺菌効果も期待できますよ♪
ゴシゴシ洗うとお酢や焼酎の味が付いてしまうので気を付けてください。
干すと梅干しの表面に白い粉が出てくることがよくあります。
その白い粉はほとんどの場合、
梅干しに含まれる塩が出てきただけなので気にしなくて大丈夫です。
・まとめ
簡単にまとめていきましょう!
梅干しをなぜ干すかというと
・梅干しを赤くするため
・柔らかくするため
・殺菌するため
干すことで梅干し独特の味と食感が生まれるんですね♪
梅干しというぐらいだから干すのは当たり前ですね(笑)
梅干しを干すときのポイントは、
・晴れた日に干す
・小まめに裏返す
・漬けて1ケ月後に干す
干すのが嫌なら干さずに「梅漬け」にすると良いかもしれません。
干したら出てくる白い粉はほとんどは塩なので気にしなくて大丈夫ですよ♪
ぜひ梅をしっかり干して美味しい梅干しを作りましょう!