1月、2月は総合入試で入学した人は進学する学部・学科を決める時期ですね。
数学科に行こうか悩んでいる学生さんはいませんか?
そこで今回は北大理学部数学科だった私が北大の数学科を紹介していこうと思います。
(ちなみに今は北大数学科の院生です)
これが進学する学部・学科の判断材料になれば嬉しいです!
・数学科の時間割は?
私が二年生だったときの一学期の時間割です。
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 |
教科教育法 | ||||
微積分学続論 | 基礎数学C | 基礎数学A | 基礎数学C | 基礎数学A |
代数・幾何学序論 | 基礎数学A演習 | 基礎数学C演習 | ||
基礎数学A演習 | 基礎数学C演習 | |||
教育学 | 教育心理学 |
教育免許を取る予定のない人は1限と5限の講義が完全になくなります。
教職とるとしても1限は木曜の「教科教育法」しかないので朝が弱い人も大丈夫です!
2学期も同じような時間割です。三年生になると専門的な講義となり内容が難しくなるのでさらに講義数が減ります。
四年生になると「卒業研究」しかないので大学には週1回しか来ないような状況になります。正直暇ですね(笑)
見ての通り時間割は他の学部・学科に比べるとスカスカだと思うのでサークルやバイトの両立は比較的簡単だと思います。
講義内容について少し説明しますね。
基礎数学Aは「線形代数」で基礎数学Ⅽは「微積分」の授業です。
一年生の時も線形代数と微積分の講義があったと思うのですが、また一から勉強し直します。
演習とは講義で得た知識を定着させる授業です。
自分で解いた問題を人前で発表するスタイルです。分からない問題は担当の先生やTAの先輩に質問することができます。
人前で発表するのって恥ずかしいですよね?私も最初はそうだったのですが、やってくうちに慣れてくるので安心してください。
講義内容が気になる人は北大シラバスを見てみましょう
私の周りにも留年してしまう人がいましたが、しっかり勉強していれば留年することは無いので安心してください。
分からないことがあったらオフィスアワーや講義後に先生に質問しましょう。
分からないままだと単位を落としかねませんからね。
・必要な移行点は?
さて数学科に進学するのに必要な移行点ですが約1.9点とメチャクチャ低いです。
まぁ数学科は不人気学科ですからね(笑)
普通に勉強してれば進学できるので安心してください。
・必修科目は?
必修科目は4年生時に行われる「卒業研究」だけです。
「卒業研究」とは指導教員の先生に選んでもらったテキストを理解しそれを先生の前で発表するセミナーです。
セミナーでは先生から鋭い質問が来るのでしっかり準備してセミナーに臨みましょう!
また1月終盤または2月序盤に「卒業研究」で学んだことをポスターにして発表する「ポスターセッション」が行われます。
必修科目は「卒業研究」だけなので自由に講義をとることができます。
私は数学と全く関係ない「熱力学」や「ロシア語」の講義を取りました。
・イベントは?
二年生進学直後に学生と先生との交流が目的のキックオフ合宿が行われます。
キックオフ合宿の様子はこちらから
また2・3年生の夏休みに東北大と合同セミナー合宿サマースクールが行われます。
サマースクールの様子はこちらから
・まとめ
北大数学科を紹介しました。さらに数学科について知りたい人は「学部学科紹介」で数学科ブースに行ったり、
数学科の先生に直接「数学科ってどんなところか?」聞いてみましょう。
数学について聞かれて嫌な数学科の先生はいないので大丈夫ですよ!
この記事が進学する学部・学科の判断材料になれば嬉しいです!