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新聞紙に保冷効果はあるの?オススメの保冷方法は?

投稿日:2018年11月11日 更新日:

よく何かを保冷したいときに新聞紙で包んでいませんか?

若い人はこれをやっている人は少ないと思いますが、

お年寄りとか年齢が上の人はよくやっている印象です。

 

でも本当に新聞紙で包むだけで保冷できるのでしょうか?

新聞紙ってただの紙なので本当に保冷効果があるのか疑問です(笑)

 

そこで今回は、新聞紙に保冷効果があるのか調べてみました!

 

・新聞紙に保冷効果はあるの?

結論を言うと新聞紙には保冷効果があります。

新聞紙は情報を文字で伝えたりするだけでなく保冷もできるなんてビックリですね♪

では、なぜ新聞紙に保冷効果があるのでしょうか?

 

その理由は主に2つあり、

・紙質が優れている

・包んだ時に断熱される

それぞれ詳しく見ていきましょう!

 

 

・紙質が適している

新聞紙の紙質は、値段が高い高級紙と比べると

繊維が荒く空気がたくさん含めるので断熱でき保冷できるんです。

確かに新聞紙は触るとザラザラしているので繊維が荒らそうですよね♪

 

 

・包んだ時に断熱される

新聞紙で冷たいモノを包むと、

包まれているモノと新聞紙との間に空気の層ができます。

 

この空気の層が、中の冷えたモノと外との間の断熱効果を生み、

中にある冷気が外に逃げ出さないようになり保冷できる仕組み

 

ちなみに同じ理由で新聞紙には保温効果もあります。

新聞紙は保冷も保温もできるので二刀流ですね(笑)

冬になると焼き芋が新聞紙に包まれて売られていますよね♪

きっと焼き芋の温かさを保つために新聞紙に包まれているんでしょうね

 

 

これで新聞紙に保冷効果があることが分かりました。

でも具体的にどうやって新聞紙で保冷するのでしょうか?

次にこの疑問について見ていきましょう!

 

・新聞紙で保冷する方法

保冷したいものを新聞紙で包むだけで保冷できます。

他にも新聞紙で保冷する方法があるので紹介しますね♪

 

①保冷剤にする

実は新聞紙自体を保冷剤にできるんです!

 

では早速その手順を見ていきます。

1、新聞紙を小さくちぎってから水に浸けます。

2、新聞紙が水を吸ったらジップロックなどの封ができる袋に入れます。

3、封をしたら袋を冷凍庫に入れます。

4、凍ったら完成です!

これはアウトドアでのイベントで使うときに便利です。

 

保冷できる時間は数時間ほど

まぁ、しょせん新聞紙なのであまり長い時間保冷できませんね(笑)

保冷剤がないときに新聞紙を使って簡易保冷剤を作ってみてはどうでしょうか?

 

 

②保冷バッグにする

手元に保冷バッグがない時はその代用として「新聞紙」が活躍します。

 

ここでは「お弁当」を例にしてその手順を紹介します。

1、お弁当などの「保冷したいもの」に保冷剤を輪ゴムで密着させます。

2、新聞紙でお弁当と保冷剤を包みます。

3、その上からラップを巻いて密閉します。

 この時、空気の層ができるので外からの熱が中に伝わりにくくなります。

4、さらに2~3重にしたビニール袋の中に入れ、口をしっかり密閉します。

あとはカバンや手提げに入れて、

日が当たらないように持ち歩けばOKです。

 

日が当たり過ぎると傷んでしまうので注意してください。

保冷剤、輪ゴム、ラップとビニール袋があれば簡単に「即席保冷バッグ」の完成です。

これでお弁当の鮮度を気にし過ぎることはなくなりますね♪

 

 

③アイスクリームを保冷する

夏場にアイスクリームを持ち歩きたいときありますよね。

そんな時にも新聞紙が役立ちます!

 

1、氷に塩を混ぜ合わせたものをジップロックなどの密封できる袋に入れます。

 入れる氷と塩の量はそれぞれ氷300gに、塩30g(大さじ2杯が目安)

2、この袋をアイスクリームと一緒にして新聞紙で包みます。

 

これで炎天下でも2時間くらいはアイスクリームが溶けることはなく、

美味しく楽しく食べることができますよ♪

この方法なら暑さを気にせず友人宅にアイスを持って行けますね!

 

 

保冷したいときに役立つ新聞紙ですが、

いくつか注意しなくてはいけないことがあります。

 

・新聞紙を保冷に使うときの注意点

新聞紙を保冷に使うとき注意することが1つだけあります。

それは「古い新聞は使わない」ということ

 

新聞紙自体が古すぎると繊維の間に、多くの湿気や汚れが入り込んでいるため

「保冷効果」が大幅に減ってしまうんです。

 

保冷する時は新しくてシャキッとした新聞紙を使うようにしましょう!

これで新聞紙の保冷効果についてはバッチリ!

ですが、新聞紙には保冷効果以外にも嬉しい効果があるんですよ♪

 

 

・新聞紙の保冷以外の効果

1、除湿効果

新聞紙の除湿効果は非常に有名です。

「新聞紙」は繊維と繊維の間がまばらで間隔空いているんですね。

それがあのザラッとした肌触りなんですね♪

この隙間に湿気が吸収され除湿できる仕組み

 

靴箱やごみ箱の下に敷いたり、

湿気が溜まる場所に置いとくだけで除湿できるので簡単ですね

雨でぬれた靴の中に丸めた新聞紙を入れる方法もよく聞きますよね。

 

 

2、消臭効果

新聞紙のインクと新聞紙の繊維(セルロース)

この2つが嫌な臭いを取り除いてくれるんです。

繊維の隙間に臭いが入り込んでくれるから

 

これは靴の中、車内、生ゴミを包んだりと

臭いが気になるところならどこでも活躍してくれます。

 

 

3、遮光効果

新聞紙で巻くことで、巻かれてるものを太陽の光(紫外線)から守ることができます。

これはワインや日本酒などの飲料に使われることがあります。

 

 

まとめると新聞紙は保冷効果以外にも、

・除湿効果

・消臭効果

・遮光効果

これらの効果もあるので新聞紙は万能ですね♪

 

・まとめ

簡単にまとめていきましょう!

 

新聞紙には保冷効果があります。

紙質や包んだときにできる空気の層が保冷効果を発揮してくれます。

 

ただし、新聞紙が古すぎると保冷は効果が少ないので注意してください。

新聞紙で保冷したいものを包むだけで保冷できます。

 

新聞紙の保冷効果を使って

・保冷剤を作る

・保冷バッグを作る

・アイスクリームを保冷する

新聞紙は保冷以外にも、除湿・消臭・遮光などの働きもありますよ♪

 

ぜひ、新聞紙を使って上手に保冷しましょう!

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