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冷凍食品を前日、弁当に詰めても大丈夫なの?傷んだりしないの?

投稿日:2018年11月14日 更新日:

「冷凍食品」って本当に便利ですよね♪

市販のモノも自家製もしっかり保存ができて、

いつでもポンと解凍するだけで美味しく味わえます。

 

ところで、冷凍食品って前日に弁当に詰めて翌日に食べても大丈夫なのでしょうか?

食中毒や衛生的なこと、食感や風味はしっかり保ててるのでしょうか?

 

気になったので早速調べてみました。

それをここで紹介していきます。

 

・前日に冷凍食品を弁当に詰めるのは?

前日に弁当に冷凍食品を詰めても大丈夫なようです。

ですが、冷凍食品を前日に使うとなると注意すべきことがいくつかあります。

まずはその注意点を見ていきましょう!

 

①自然解凍の表示があるモノを選ぶ

冷凍食品を使って翌日の弁当を作るときは、

パッケージの調理方法に「自然解凍」の表示があると美味しく食べられます。

この表示のない冷凍食品は「加熱して食べる」ように作られています。

 

 

そして「自然解凍」の表示がない冷凍食品の前日の加熱や、

冷凍食品全般における前日加熱処理には注意が必要です。

なぜなら、この加熱が一番問題を含んでいるから

 

前日に冷凍食品を弁当に詰める手順は、

「レンジで解凍して、冷まして冷蔵庫に入れる」

と3ステップもあり意外と時間がかかります。

この間にいろいろな菌が繁殖したり、温度差で傷んでしまいます。

 

つまり、前の日にレンジで加熱して冷蔵庫で保存するのは、

細菌が繁殖するのに適した温度と時間を与えてしまうということ

とにかく、温かいものを冷蔵庫に入れるのは危険だということですね!

 

 

もし、どうしてもレンジで解凍した冷凍食品を翌日の弁当に詰めたいなら、

完全に温まるまでは解凍せず、細菌が繁殖しない温度で「半解凍」します。

その後、一晩冷蔵保存して朝になったらお弁当に詰めるのがオススメ

 

この方法だと、完全に解凍するよりマシになります。

でも、細菌のことが心配なら「自然解凍」できる冷凍食品を使うべきだと思います。

 

 

②水分の多い冷凍食品は避ける

水分を大量に含んでいる冷凍食品を入れるのは止めましょう。

一晩で水分が飛んでしまい、食感や風味が落ちてしまうから

水分の多い冷凍食品として「豆腐」や「こんにゃく」などがあります。

 

あと、水分が少ない冷凍食品でも、解凍前に霜が付いてしまうと良くありません。

自然解凍すると水分が出過ぎて水っぽくなってしまうから

そうならないように表面の霜をとることが大切です。

 

 

ここまでのことを簡単にまとめると、

・加熱する冷凍食品は前日に調理しない

・必ず「自然解凍」の冷凍食品をを選び、水分の多い冷凍食品は避ける。

この2つがポイントとなります。

 

他にも前日に弁当を作る時の注意点があるので紹介しますね♪

 

 

③フタを強くしめない

弁当を詰め終わって冷蔵庫に保存するとき、フタやラップは軽めにします。

強くフタをしたりラップで隙間なく上から包むと、

水分が外に飛ばずに蒸れて弁当が傷んでしまうから

 

フタを軽く閉めるって難しいのでラップを軽くするのが良いと思います。

それか詰めたら弁当にフタをせず少し放置して水分を飛ばすのも良いですね♪

 

フタやラップは少し隙間が空く程度で軽めにし、しっかり水分を飛ばしましょう。

 

 

・冷凍食品会社によると

いろいろな注意点を書いてきましたが

最後販売元の大手メーカーさんの意見を紹介します。

 

「市販の冷凍食品を前日にお弁当に入れて自然解凍しても大丈夫?」なのか、

何社もの大手メーカーさんに問い合わせたところによると、

「自然解凍のモノでも必ず加熱して、しっかり冷ましてからお弁当に入れて下さい。

その方がとても美味しく召し上がれます。」

ということだそうです。

 

 

このように自然解凍できる冷凍食品も、加熱するようにと言い切るんですね。

さすがにメーカーさんはいくら問題が無いと分かっていても・・・

立場上は「しっかり加熱してください。」としか言えないですよね!

 

自分自身がしっかりと衛生面を管理して、

美味しく、前向きな弁当作りができればそれに越したことはないんですね

 

・まとめ

冷凍食品は前日のに作る弁当に入れてもOKです。

しかし、冷凍食品を前日に弁当に入れるときの注意点があります。

 

その注意点は、

1.自然解凍と表示されている冷凍食品を選びます。  

2.水分の多い冷凍食品は避けましょう。

3.弁当の蓋やラップは強くしないようにします。

 

冷凍食品を使った前日の弁当作りは、忙しい朝を助けてくれます。

ですが、いろいろ注意しないと傷んでしまいます。

ぜひ今回紹介したことに気を付けて前日の弁当作りをしてみてはいかがでしょうか?

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