春に桜餅を食べる人も多いと思います。
桜餅と言えば「春の食べ物」というイメージがありますもんね♪
ですが、桜餅を包んでいる葉は「シソの葉」なのでしょうか?
確かに緑色でシソの葉にそっくりですよね
でも、シソの葉とはちょっと違うような気もします。
また、桜餅の葉は食べるべきなのでしょうか?
周りに聞いても答えはバラバラでした(笑)
うーん、食べるのが正解?
そこで今回は、
・桜餅の葉はシソの葉なのか?
・桜餅の葉は食べるべきなのか?
これらの疑問について調べてみました。
・桜餅の葉はシソの葉?
結論を言うと、桜餅の葉はシソの葉ではありません。
桜餅の葉はシソの葉に似ているので間違えても仕方ないですよね。
桜餅の葉は「桜の葉」を使っています。
まぁ、桜餅っていうぐらいだからそうですよね(笑)
より正確にはオオシマザクラの葉が使われています。
有名なソメイヨシノや八重桜ではないんですね♪
(ちなみに柏餅は柏の葉を使っています)
他の桜よりも香りが強く、柔らかいし毛が少ないので
オオシマザクラの葉が使われているようです。
柔らかくなかったら桜餅をうまく包めないですよね(笑)
ちなみに桜餅に使う桜の葉の7割は、
静岡県松崎町で生産されているって知っていましたか?
松崎町は温暖で桜が育ちやすいことに加えて、
強風が吹くことが少なく桜の葉が傷みにくいので桜の葉の生産にピッタリなようです。
そのまま桜の葉で桜餅を包んでいるわけではありません。
確かに触ると何か湿ってますもんね(笑)
塩漬けした桜の葉で桜餅を包んでいます。
塩漬けした桜の葉で包むことで、
・桜餅の甘みが引き立つ
・桜の香りがより楽しめる
・桜餅の乾燥を防ぐ
・持ったときに手がベタベタしない
などのメリットがあります。
桜の葉を塩漬けすることで桜の香り成分「クマリン」が出ます。
塩漬けすることで、より桜の香りを出すことができます。
ただ見た目の問題で桜の葉を巻いているわけではないんですね♪
桜の葉が美味しさを引き立ててくれるなんてビックリです。
これで、桜餅を包んでいる葉はシソの葉ではなく「桜の葉」であることが分かりました。
けど、シソの葉を巻いたらシソ風味になって美味しそうですね(笑)
ここで1つ疑問がわいてきました。
桜餅と一緒に桜の葉も食べるべきなのでしょうか?
うーん、これは迷いますね(笑)
私の母は葉も一緒に食べていましたが、私は抜いてから食べています。
いったい、どっちが正しい食べ方なのでしょうか?
次にこの疑問についてみていきましょう!
・桜餅の葉は食べるべき?
ネットで調べたら桜餅の葉を食べる人もいれば、食べない人もいました。
桜餅の葉を食べる食べないのマナーはありません。
つまり、桜餅の葉を食べるかは個人の自由です(笑)
桜餅を買うなら、お店の人に聞いてみると良いかもしれませんね♪
的確に答えてくれると思います。
桜の葉を食べる派の意見としては、
・桜の葉のしょっぱさと一緒に食べると美味しいから
・葉を剥がすと手が汚れるので一緒に食べてしまう
逆に食べない派の意見としては、
・桜の葉の筋が固いので食べない
・あくまで乾燥を防ぐモノなので食べない
食べる派も食べない派も色々な意見があって興味深いですね (笑)
桜の葉がないのとあるのとで食べ比べてみると面白そう♪
しょっぱさが欲しいなら桜の葉も食べる。
甘いのが食べたいなら桜の葉は食べない。
こんな感じで食べ分けると良いかもしれませんね♪
ですが、お茶の席とかそういう場では、
桜の葉を外して桜餅の下に敷くのがマナーのようです。
みんなで桜餅を食べるなら周りの人に合わせた方が良いかもしれません。
一人だけ食べ方が違って、変な目で見られるのも嫌ですし(笑)
桜の葉の食べすぎには注意してください。
桜の香り成分である「クマリン」には発がん性物質が微量に含まれているそうです。
なので、あまり食べ過ぎないようにしてくださいね。
どうしても気になるなら桜の葉は食べない方がいいかも
でも、数枚食べる程度なら体に悪影響はないのであまり気にする必要はないと思います。
そんなに桜の葉を食べることってありませんからね(笑)
・まとめ
桜餅を包んでいる葉は、シソの葉ではなく桜の葉です。
オオシマザクラの葉が使われています。
(桜の葉を塩漬けしたもので包んでいます)
塩漬けした桜の葉で包むことで、
桜餅の乾燥を防いだり、甘みを引き立てたりしてくれます。
桜餅の葉は食べても食べなくても大丈夫です。
ただし、大量に食べると体に悪いので気を付けてください。
けど数枚なら体に悪影響はないのであまり気にしなくてもいいと思います。
これで桜餅の葉の謎が解けてスッキリしました。
周りの人にこの記事で得た知識を披露してみてはいかがでしょうか?
そうすれば盛り上がると思いますよ(笑)