大晦日に除夜の鐘に参加する人もいるのではないでしょうか?
私は子供のころから除夜の鐘を鳴らすのが習慣になっています。
ですが、喪中期間に除夜の鐘に参加してもいいのでしょうか?
喪中はお祝い事に参加しちゃいけないような気がするし・・・
そもそも除夜の鐘って何かを祝ってるの?
などなど疑問に思いました。
そこで今回は、喪中に除夜の鐘に参加してもいいのか調べてみました。
・喪中に除夜の鐘は大丈夫?
結論を言うと、喪中でも除夜の鐘に参加してOKです。
そもそも、喪中とは故人をしのぶ期間のこと
不幸なことが起きてから1年間が一般的です。
喪中の期間は慶事(お祝い事)を行ったり、参加したりするのを慎みます。
喪中の考え方は地方によって違ったりするので確認してみてください
除夜の鐘を突く理由は、人の煩悩を払うためと言われています。
煩悩とは
仏語。身心を悩まし苦しめ、煩わせ、けがす精神作用。
仏語は「仏教用語」の略称です。
うーん、仏教用語だけあって難しいですね(笑)
ちなみに人間には108個の煩悩があるので、除夜の鐘を108回突くそうです。
除夜の鐘を突く目的は煩悩を払うためで、決して何かを祝っているわけではありません。
よって、喪中でも除夜の鐘に参加して大丈夫です。
これだと納得いかない場合は、お寺の人に直接聞いてしまうのが良いと思います。
喪中って仏教の考え方だし、そういうのはお寺の人に聞くのが確実ですからね♪
これで喪中でも除夜の鐘に参加しても良いことが分かりました。
「除夜の鐘」以外にも年末年始はいろいろありますよね♪
年越しそばやおせちを食べたり、大掃除や新年のあいさつをしたり
これらは喪中でもやって大丈夫なのでしょうか?
うーん。悩みますね(笑)
ついでにこの疑問についても見ていきましょう!
・喪中にこれやっていいの?
・年越しそばを食べる
喪中でも年越しそばを食べるのは大丈夫です。
年越しそばは健康で長生きできる願いを込めて食べるから
そばは長いことから「寿命が長くなる=長生きできる」
という意味が年越しそばには込められています。
またそばは切れやすいですよね。
私は食べてる途中でも頻繁に切れてしまいます(笑)
そばはよく切れることから、「この1年の苦労・災厄を切り捨てる」
という意味も年越しそばには込められています。
・おせちを食べる
おせちは「新年を祝うため」に食べるもの
なので、おせちは喪中期間に食べないようにします。
新年を祝うために食べるんですね、初めて知りました(笑)
確かにお正月意外で「おせち」を食べる機会ってありませんよね。
ちなみに正月飾り(門松や鏡餅など)も
新年を祝うためのモノなので喪中期間は出さないようにします。
新年に食べるお雑煮はどうなのでしょうか?
調べたらお雑煮に関しては意見が分かれていました。
ですが、何かを祝って食べるのではなく
普通に食べるだけならお雑煮を食べても大丈夫です。
・大掃除
大掃除は1年の汚れを落とすだけなので喪中でもOK
大掃除ってただの掃除ですからね(笑)
何かを祝っているわけではありませんよね。
・新年の挨拶
新年のあいさつと言えば「明けましておめでとうございます」
これは「新年を祝っている」ので喪中期間は言わないようにします。
代わりに「今年もよろしくお願いします」と挨拶するようにしましょう。
これなら祝っているわけではないので喪中期間でも大丈夫です。
喪中の期間に「これって参加していいの?食べていいの?」
とあまり神経質にならなくてもいいと思います。
喪中って1つの考え方ですし・・・
それに間違って行ってしまったとしても、わざとじゃないなら神様も怒らないと思います。
・まとめ
除夜の鐘は何かを祝っているわけではありません。
なので、喪中期間でも除夜の鐘に参加して大丈夫です。
他にも
・年越しそばを食べる
・大掃除をする
これらは喪中期間でもOK
ただし、おせちは新年を祝って食べるものなので
喪中期間は避けたほうがいいとされています。
お雑煮は普通に食べるなら食べても大丈夫です。
喪中期間でも除夜の鐘を鳴らして煩悩をはらししてみてはいかがでしょうか?
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