大根おろしは皮ごとおろしたほうが良いのでしょうか?
先日、大根おろしを作っている時にふと思いました。
大根の皮は捨てない方が良いのかな?
私はいつも皮を剥いて大根おろしを作っていました。
なんとなく皮がない方が美味しそうだから(笑)
その後、友人に聞いてみると
「剥くのが面倒だから皮ごとおろしてるよ」と言う答えが
うーん、どっちが正解なのでしょうか?
そう疑問に思い、大根は皮ごとおろした方が良いのか調べてみました!
・皮ごと大根おろしを作るべき?
結論を言うと、皮ごと大根おろしを作りましょう。
なぜなら、大根の皮には栄養が豊富だから
同じように生姜も皮に食物繊維が多く含まれているので皮ごと使うと良いですよ♪
大根の皮にはビタミンCが多く含まれています。
ビタミンⅭは風邪予防に効果的なので、
冬などの寒い時期にはぜひ摂りたい栄養素ですね♪
切ったり、おろしたりして大根の細胞がダメージを受けることで
辛み成分の「イソチオシアネート」が発生します。
この「イソチオシアネート」には
・ガン予防
・消化促進
・血液をサラサラにする
・抗酸化作用
など体に嬉しい効果が詰まっています。
ただ辛いだけじゃなく体に良い成分なんですね♪
このイソチオシアネートは、
大根の先端部分(葉が付いていない方)と皮に多く含まれています。
なので、皮ごと先端部分からおろすことで
健康により良い大根おろしが作れるんですね!
皮ごとおろすことで、これだけ体に良い効果が得られます♪
それに皮を剥くのって面倒ですよね
時間もかかるし、私みたいな不器用な人には大変です(笑)
皮の食感が残るのが嫌な人は、皮を剥いてから大根おろしを作ってください。
そして剥いた大根の皮をキンピラにすると捨てずに済みます。
キンピラにするときは厚めに剥くと美味しいキンピラが作れますよ♪
あと、大根おろしを作るときに大根の葉はどうしていますか?
もしかして捨てていませんか?
実は大根の葉にも栄養が豊富なので捨てるなんてもったいない!
大根の葉にはカルシウム、カリウム、ビタミンCが多く含まれています。
炒めてふりかけにしてご飯にかけると美味しくいただけますよ♪
皮ごとおろすときは、
皮に農薬が残っているかもしれないのでしっかり水洗いをしましょう。
どうしても、農薬が気になる人は皮を剥いた方が良いかもしれません。
「農薬が付いていたらどうしよう」と考えたら食べるどころじゃありませんからね(笑)
次は大根おろしの栄養を損なわないための注意点を紹介します!
・大根おろしの注意点
大根おろしは皮ごとおろすことで
ビタミンⅭとイソチオシアネートを多く取ることができます。
しかし、この2つの栄養は時間が経つと減ってしまいます。
なので、食べる直前におろすのがオススメ
また、ビタミンⅭは熱に弱いので加熱はダメ
イソチオシアネートは加熱すると蒸発してしまいます。
逆に辛み成分であるイソチオシアネートが減るので甘くなります。
大根おろしは加熱すると栄養価が下がってしまうので注意しましょう!
大根おろしが残ってしまったときは冷凍保存すると栄養が保てます。
冷凍したら電子レンジで軽く加熱すると美味しく食べられますよ♪
3~8月頃の大根は皮の近くにポリフェノールが集まり苦くなるそうです。
なので、この時期の大根を皮ごとおろすと苦くなることがあります。
苦いのが嫌なら、この時期の大根は皮を剥いた方が良いかもしれません。
大根は皮ごと食べると栄養がより摂れると書いてきましたが、
おでんや煮物にするときは皮を剥いた方が良いかも
皮を剥くと味が染み込んで美味しくなるから♪
まぁ、味か栄養のどちらを取るかですね
私なら皮を剥いて、皮は他の料理に使っちゃいます。
これなら捨てずに済みますよね♪
・まとめ
大根おろしを作るときは皮ごとおろしましょう!
皮にも栄養が豊富に含まれているから
栄養を損なわないよう大根おろしは
・長時間放置しない
・加熱しない
この2つに注意しましょう。
なるべく食べる直前に作ると栄養を損ないません。
大根おろしが残ったら冷凍保存すると良いですよ♪
ぜひ皮ごとおろして栄養タップリの大根おろしを食べてください!
大根おろしの臭いが気になる人は以下の記事もオススメです。