とってもお腹に優しくて、柔らかい味わいの「けんちん汁」
食べるだけで、心も体もホッコリと癒されますよね。
このけんちん汁ですが食べると太る
カロリーを摂り過ぎるのではと敬遠する人も多いそうです!
けんちん汁はその昔、お坊さんが食べていたって聞いたことがあります。
とすると・・・本当に食べると太るの?カロリーはどうなの?
と、いろんな疑問が出てきますよね
これはちゃん知らなければと思い調べてみたので、
それをここで紹介していきます!
・けんちん汁はなぜ太ると言われるの?
なぜ、けんちん汁を食べれば太ると言われるのでしょうか?
その一番の原因は「具の多さ」にあります。
一度、想像してみて下さい。
「けんちん汁」と聞くとまず思い浮かぶのは
お椀いっぱいに山のように盛られた具の数々ですよね!
それを見ただけでボリュームに圧倒されて、もうお腹いっぱい(笑)
具の野菜の糖質もたくさん入っています。
それをメインのおかずとあわせると、
カロリーを摂り過ぎるので止めておかねば・・・
と、感じる人が多いのではないかと思います。
つまり、けんちん汁は見た目だけで「太ってしまうのでは?」という
偏見を持たれてしまう「悲劇の食べ物」なんです(笑)
でも安心して下さい。
そんな事実は全くありません。
むしろ、けんちん汁は低カロリーで栄養満点です!
この事実にひとまずは安心ですね♪
肩の力が抜けてリラックスできたところで、
では、なぜ太らないのかを栄養面や具材などから細かく見てきましょう。
・けんちん汁が太らない理由
けんちん汁のカロリー、糖質、脂質、具材に注目して見ていきましょう!
1、けんちん汁のカロリー
けんちん汁のお椀1杯のカロリーは、
シンプルなもので約70kcalとなります。
これは味噌汁の約60kcalには少し及びません。
しかし、「豚汁」の約140kcalに比べると低カロリーなんです。
女性が1食で摂取するカロリーの目安は580~600kcal
汁物として一杯のむぐらいであれば何ら問題はありません。
心配なら少しだけ具を減らして食べましょう!
2、けんちん汁の糖質
けんちん汁の糖質は、お椀1杯で約6.5~7gとなります。
これは味噌汁の約3g、豚汁の約5gと比べると、
残念ながら一番糖質の量が多いことがわかります。
多分この事が、けんちん汁を食べたら太るという
大きな誤解を生む原因となっているに違いありません!
でも、何の心配もいりません。
おかずの糖質量さえ気を付ければ、
1食当たりの糖質量を越えず問題なく飲むことができます。
ただ、糖質にこだわるときは、けんちん汁ではなく豚汁がオススメです。
3、けんちん汁の脂質
けんちん汁1杯に約2.7~3gの脂質が含まれています。
みそ汁には約2.5g、豚汁に至っては約10gも含まれています。
みそ汁には負けますが、豚汁よりも脂質は少ないですね♪
女性の1日の脂質摂取量の目安は16.2gです。
脂質にこだわるなら脂質が少ない「みそ汁」がオススメです。
しかし、脂質は人間の健康にとっては必要不可欠
なので、ある程度の脂質はきちんと摂らなくてはいけません。
細かく気にし過ぎず、けんちん汁を適量食べていきましょう!
カロリーも脂質もかなり低くてちょっとやそっとじゃ太らないんですね♪
糖質だけは注意が必要ですが、神経質になる程ではありませんね。
4、けんちん汁の具材
けんちん汁は具材によってカロリーが違ってきます。
前に書いたように、最低限の具と汁で約70kcal
盛り沢山の具材と量でも約140kcal
基本的な具材は里芋と木綿豆腐・ごぼう・こんにゃく、
大根・にんじん・したいたけ・長ネギです。
それにお好みによって、シメジ、マイタケなどのキノコ類、
レンコンや油揚げ、ワカメなどの冷蔵庫にある根菜類なら何でも合います。
けんちん汁は根菜類をベースとしており脂質が少なく、
腸内環境を整えて体を温めてくれます。
そして、こんなに低カロリーで野菜も栄養もたくさん摂れるとなると、
けんちん汁は健康に良い食べ物ですね♪
その日にあるモノをドンドン入れていけば、
飽きずに食べることができますよね。
・まとめ
簡単にまとめていきましょう!
1、けんちん汁はなぜ太ると言われるの?
具沢山で、野菜の糖質が多すぎると誤解されているからです。
2、けんちん汁が太らない理由
カロリー、糖質、脂質のどれをとっても低めです。
ただし、厳密な糖質制限をする時はオススメできません。
具材が豊富で整腸作用や体を温めてくれる効果があります。
けんちん汁は低カロリーで栄養も豊富です。
ぜひ、けんちん汁を食べてカロリーを抑え健康な生活を送ってみてはいかがでしょうか?