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みかんを温めると栄養はどうなるの?結果はまさかの・・・

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冬の果物と言えば「みかん」なのではないでしょうか?

コタツに入ってみかんを食べるイメージがありますよね

 

皆さんは、みかんを温める調理法があるのを知っていましたか?

 

果物は加熱すると栄養が逃げ出してしまい不味くなるのでは?

私はそう思っていたので、今まで加熱したことがありませんでした。

 

温めると美味しくなるのでしょうか?

栄養は減ったりしないのでしょうか?

 

そこで今回は、みかんを温めると栄養はどうなるのか調べてまとめてみました!

 

・みかんを温めると栄養は?

果物は加熱するとビタミンが逃げてしまい、

全体の栄養価が下がってしまうイメージがありますよね。

 

でも逆に温めたら栄養が多くなる果物もあります。

その代表が「みかん」

みかんは温めると栄養が増えるんです!

 

え?みかんって加熱しても大丈夫なんだ!?

加熱で栄養価が高くなるなんて驚きです!

 

 

なぜ、みかんは温めると栄養が増えるのでしょうか?

その秘密は「みかんの皮」にあります。

 

みかんの皮は栄養が豊富に含まれています。

みかんを温めると、この皮の栄養が果肉に向かって浸透していきます。

これにより、みかん(正確には果肉部分)の栄養が増えるというわけなんですね♪

温めることで、みかんの皮の栄養が果肉に移動するイメージです

 

 

他にも温めるとみかんはより甘くなります。

みかんのすっぱさはクエン酸が原因と言われています。

このクエン酸は温めるとドンドン減っていきます。

つまり、みかんを温めればクエン酸が減り甘くなるんですね♪

 

温めるだけで甘くなるし、栄養も増えるなんて一石二鳥です

 

ですが、どのようにみかんを温めればいいのでしょうか?

ズバリ温めて「焼きみかん」にするのがオススメ

次に焼きみかんの作り方を紹介します!

 

・「焼きみかん」の作り方

栄養豊富な皮まで食べたいので無農薬のものを選びます。

焼きみかんにすることで皮まで美味しく食べられます!

 

焼きみかんの作り方は、たった2ステップです。

 

①みかんをよく洗う

ワクッスや農薬が心配であれば熱めのお湯に1分程浸けておきます。

その後、水分をよく拭き取ってから焼いていきます!

 

②焼いていく

「焼きみかん」なので焼きましょう(笑)

焼き方は家にある器具に合わせて焼いて下さい。

・フライパンに載せてコロコロ転がし炒めるように焼きます。

・オーブントースターで10分前後焼きます。

・ストーブや魚焼きグリルで焦げ目がつくまで焼きます。(7~10分)

・「焼きみかん専用器具」で焼きます。

 

身の周りの調理器具で手軽に焼くことができますね。

時間も10分ほどで気軽に作れます♪

 

次に焼きみかんを食べると、どのような効果があるのか見ていきましょう!

 

・焼きみかんの嬉しい効果

焼きみかんには

・ビタミンⅭ

・βクリプトキサンチン

・へスぺリジン(ビタミンP)

・ペクチン

などの栄養が含まれています。

 

ビタミンPなんて初めて聞きました(笑)

こんな栄養素があるんですね♪

 

①ビタミンCの効果

風邪などの病気の予防に効果があります。

他にも美肌・若返り効果があり、肌荒れ予防やシミ対策にピッタリです。

焼きみかんに含まれるビタミンCは、

抗酸化物質で体の免疫力を高めてくれます。

 

 

②βクリプトキサンチンの効果

βクリプトキサンチンの効果は、

・発がん抑制

・糖尿病の進行抑制

・メタボリックシンドロームの予防

・骨粗しょう症予防

・美肌効果

などの効果があります。

 

焼きみかんに含まれるβクリプトキサンチンは、みかんの橙色の色素です。

抗酸化力が高く免疫力を高めて、発ガン物質から体を守ってくれます。

 

 

③へスぺリジン(ビタミンP)の効果

へスぺリジンの効果は、

・血流改善

・血中コレステロールの改善

・アレルギー抑制

・冷え性改善

・美肌効果

などの嬉しい効果があります。

 

ヘスペリジンは、ポリフェノールの一種で皮や白い筋に多く含まれます。

体を温めたり、ビタミンCを吸収しやすくしたりする働きもあります。

 

④ペクチンの効果

ペクチンには血糖値の上昇を抑える働きがあります。

 

他にも腸を整える働きで老廃物を排出させるので、

・吹き出物の予防

・シミやたるみ予防

などの効果もあります。

 

ペクチンは水溶性食物繊維で、みかんの白い筋に多く含まれます。

コレステロールや糖分の吸収を抑え、太りにくい体にしてくれます。

 

 

みかんの白い筋にも栄養が豊富に含まれているんですね♪

みかんを食べるときは、白い筋は捨てずに食べましょう!

 

・まとめ

簡単に振り返っていきましょう!

 

みかんを温めると皮の栄養が果肉に移り栄養がアップします。

他にもクエン酸が減るのでより甘くなりますよ♪

 

みかんを温めるときは「焼きみかん」がオススメ

みかんを水で洗って、オーブンやフライパンなどで焼くだけです。

焦げ目が付くまで焼くのがポイント

たった2ステップなので簡単ですね

 

ぜひ、みかんを食べるときは温めて食べましょう!

温めるだけで甘さと栄養が上がります!

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