寒中見舞いを出し忘れたらどうすればいいのでしょうか?
年賀状の返信に寒中見舞いを書く人もいると思います。
しかし、出し忘れたり忙しかったりして
寒中見舞いを出し損ねちゃうことってありますよね
遅れたけど出さないと、相手に失礼だし・・・
今頃出したら、マナー違反かな・・・
そう思う人もいますよね
そこで今回は、寒中見舞いを出し忘れた時の対処法を紹介します。
・寒中見舞いを出し忘れたら?
寒中見舞いを出し忘れたら、余寒中見舞いを出しましょう。
と言っても「余寒中見舞い」って何なのか分かりませんよね?
初めて聞いた人もいると思います、私もです(笑)
「余寒中見舞い」について説明しますね♪
余寒中見舞いとは、立春の翌日(2月4日頃)~2月末頃まで(寒さが続くころまで)に出す見舞状のこと
それに対して寒中見舞いは、1月8日~2月3日頃までに出すものです。
この時期を過ぎたものなので余寒中見舞いと言うんですね。
余寒中見舞いは、夏の「暑中見舞い」における
「残暑見舞い」のようなものだと思ってもらえればOKです
まとめると、寒中見舞い・余寒中見舞いを出す時期は、
・寒中見舞い 1月8日~2月3日頃まで
・余寒中見舞い 立春の翌日(2月4日頃)~2月末頃まで(寒さが続くころまで)
なので、寒中見舞いを出し忘れても余寒中見舞いを出せば大丈夫ですね♪
寒中見舞い・余寒中見舞いは両方とも年賀状は使えないので気を付けてくださいね
余寒中見舞いを貰って相手に迷惑が掛からないかな・・・
そう思う人もいますよね
しかし、余寒中見舞いは寒い時期に相手の健康を気遣う見舞状なので、
貰って悪い気はしないと思いますよ♪
余寒中見舞いは2月末までに出すのが基本
2月を過ぎても寒い地方(北海道など)には出してもOK
また、異常気象などで寒さが残る時期に余寒中見舞いを出しても大丈夫です
それ以外の場合は、2月を過ぎたら、
3月らしい季節の挨拶を添えた手紙を出すのが良いでしょう。
余寒中見舞いを出せばいいと言っても、
どのような文章を書けばいいか分かりませんよね
また、余寒中見舞いを書くときの注意点はあるのでしょうか?
次はそれらの疑問についてみていきましょう。
・余寒中見舞いの注意点と書き方
寒中見舞いを出し忘れたら、余寒中見舞いを出せばOK
送る相手に失礼が無いように、余寒中見舞いを書きましょう。
余寒中見舞いを書くときの注意点は、
①頭語と結語は書かない
②期限内に出す
③「季節の挨拶」は大きめに、少し目立つように書く
④年賀ハガキは使わない
⑤印刷されたハガキで返信する際、一筆添えると気持ちが伝わります
相手が喪中の場合は、「賀詞」や「おめでたいとされる言葉」は避けます。
喪中で悲しんでいる時に、これらの言葉はNGです。
年賀状を出し忘れた相手に送る時は、
「書き忘れた」という表現を使うと相手を不快にしてしまいます。
お詫びの言葉を添える場合は、言葉の使い方に十分注意しましょう。
書き方は大まかに分けて5つのポイントがあります。
①「余寒中見舞い」の挨拶
②時候の挨拶(これに安否を尋ねる挨拶も加えます)
③自分の近況報告
④相手の健康・無事・幸せを祈る言葉
⑤後付(日付や差出人名など)
この5つのポイントを頭に入れて例文を作ってみました。
書くときの参考にして下さい♪
余寒中お見舞い申し上げます。
(①「余寒中見舞い」の挨拶)
もうすぐ春とはいえ、厳しい寒さが続いておりますが
皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
(②「時候」+「安否を尋ねる」挨拶)
先日は年賀状ありがとうございます。
挨拶が遅れて申し訳ありません。
こちらはみんな元気に過ごしております。
(③自分の近況報告)
春の日差しを待ちつつ、風邪などを引かないようにくれぐれも、お体を大切になさって下さい。
(④相手の健康・無事・幸せを祈る言葉)
平成○○年 2月××日 山田太郎
(⑤後付:日付差出人名など)
・まとめ
寒中見舞いを出し忘れたら、余寒中見舞いを出しましょう。
余寒中見舞いは、2月4日頃~2月末までに出してください。
その期間が過ぎてしまったら、
季節の挨拶を添えた手紙を出すのが良いでしょう。
余寒中見舞いを書くときのポイントは、
①頭語と結語は書かない
②期限内に返信する
③「季節の挨拶」は大きめに、少し目立つように書く
④年賀ハガキは使わない
⑤印刷されたハガキで返信する際、一筆添えることで気持ちが伝わります
余寒中見舞いを書くときは、
①「余寒中見舞い」の挨拶
②時候の挨拶(これに安否を尋ねる挨拶も加えます)
③自分の近況報告
④相手の健康・無事・幸せを祈る言葉
⑤後付(日付や差出人名など)
この順番で余寒中見舞いを書くと良いでしょう。
余寒中見舞いを貰って、嫌な気持ちになる人はいません
ぜひ、寒中見舞いを出し忘れたら余寒中見舞いを出しましょう!