煮しめと煮物の違いは何なのでしょうか?
お正月に煮しめを作る人もいると思います。
レンコンやコンニャクといった具材にダシが染み込んで美味しいですよね♪
ですが、煮しめと煮物に違いはあるのでしょうか?
見た目は似ているし、煮しめも出し汁で煮込んでいるので違いは無さそうですよね・・・
そこで今回は、煮しめと煮物の違いについて調べてまとめてみました!
・煮しめと煮物の違いは?
煮しめと煮物が、どういう料理なのかみていきましょう。
そうすれば自然と違いが分かりますよね♪
・煮しめ
具材を出し汁や水がなくなるまで長時間煮込んだ料理
出し汁がなくなるまで煮込むので具材にダシが染み込んで美味しいですね♪
つまり、煮しめには汁が残らないということですね
汁がないので傷みにくくて日持ちします。
下の写真が煮しめです。
確かに汁が見当たりませんね(^-^)
汁がなくなるまで煮込む調理法を「煮しめる」と言います。
このことから「煮しめ」と呼ばれています。
長時間じっくり煮込むのが煮しめの特徴です
出し汁を無くしたいなら、強火で短時間、煮込めばいいんじゃないの?
そう思う人もいると思います。
しかし、短時間だと味が染み込まず美味しい煮しめができません。
美味しい煮しめを作るためにも、長時間じっくり煮込むことが大切なんですね♪
具材は、れんこん・人参・こんにゃく・芋・昆布など
地域によっては魚やかまぼこを加えるところもあります。
私は関東に住んでいるのですが魚は入れません
地域に違いがあって面白いですね♪
・煮物
煮物は、だし汁や水で具材を煮込んだ料理全般をさしています。
つまり、煮しめも煮物の一種と言うことですね♪
煮物は煮込んだものの総称なんですね
生まれて初めて知りました・・・驚きです(笑)
これで、煮しめと煮物の違いが分かりました。
煮物は、だし汁や水で具材を煮込んだ料理の総称
なので、煮しめや肉じゃがも煮物の一種です。
・筑前煮との違いは?
上の写真が筑前煮です
筑前煮は福島県筑前地方の郷土料理
だから、筑前煮というんですね(^-^)
そういえば筑前煮も汁が入っていませんよね
筑前煮と煮しめの違いはあるのでしょうか?
筑前煮と煮しめの大きな違いは調理法にあります。
煮しめは調理法方法にもよりますが、具材をそのまま煮込みます
筑前煮は、いったん具材を油でいためてから煮ます。
油で炒めることで、煮た時に灰汁(あく)が出にくくなり、具材にコクが出ます。
油で炒めるかどうかが筑前煮と煮しめの違いなんですね♪
・まとめ
簡単にまとめていきましょう。
煮しめは、具材を出し汁や水がなくなるまで長時間煮込んだ料理
煮物は、出し汁や水で具材を煮込んだ料理の総称です。
つまり、煮しめは煮物の一種だということですね♪
筑前煮も煮しめと似ていますが調理方法が違います。
煮しめは具材をそのまま煮ますが、筑前煮は煮る前に油で炒めます。