切り干し大根が臭いときはありませんか?
私も数日前に買った切り干し大根を開けたらツーンと嫌な臭いがしました(泣)
その後、調理してもその臭いは取れませんでした。
臭い切り干し大根って嫌ですよね。
食べる気が失せますし・・・
そこで今回は、切り干し大根の臭いを取る方法とオススメの保存方法を紹介します。
・切り干し大根の臭いを取る方法
①戻す前にしっかり揉み洗いをする
切り干し大根は、水で戻す前に必ずしっかりと揉み洗いをすることが大切
まずはさっと水洗いをします。
その後、軽く揉むと汚れと匂いを洗い流せますよ。
手で揉み合わせるようにして1~2回、水を変えながら洗うのがポイント
ここで洗い方が足りないと乾物独特の匂いが出てしまいます。
やはり料理は「ひと手間」かけることが重要なんですね。
②たっぷりの水で戻す
切り干し大根をはじめとする乾物類は少量の水ではきちんと戻りません。
水が少ないと調味料がしっかり染み込まず、ふっくら柔らかな食感になりません。
切り干し大根を水で戻す時は、たっぷりと水を使います。
具体的にいうと大根の3倍以上の水で戻すようにしましょう。
私の水での戻し方は、圧倒的に水量が少ないという事に気付かされました。
多すぎるとフニャフニャになると勝手に思い込んでいました。
たっぷりの水で戻すことがコツなんですね♪
③戻し時間は長くし過ぎない
戻す時間は、パッケージに記載されている戻し時間を目安とします。
ちなみに煮物にするときの浸し時間は15~20分
ただ、歯ごたえを楽しみたいときは10~15分と若干短めに浸すこともあります。
この3つ(①~③)を守ると、嫌な匂いが取れ、美味しい切り干し大根が味わえますよ!
他にも次のひと手間加えると、より臭いを防げます。
・米のとぎ汁で洗う
臭いが気になるときは、揉み洗いをしてから米のとぎ汁で洗うか茹でましょう。
とぎ汁を使うことで苦味・臭みが取れますよ♪
・調理にひと手間加える
切り干し大根を煮る前に一度、油やゴマ油で炒めましょう。
煮るときに、少量のお酒を加えてから煮るようにします。
意外と簡単に切り干し大根の臭いを防げるんですね♪
これなら、面倒くさがりの私でもできそうです(笑)
次に、臭くならない切り干し大根の保存方法を紹介します!
・切り干し大根の保存方法
切り干し大根は乾物なので、水で戻さなければ半年~1年くらい保存できます。
しかし、保存状態によって変化しやすい食材です。
茶色に変色し、日向臭い状態になると独特の風味が現れて、美味しさが落ちてしまいます。
そうならないように良い保存方法を覚えていきましょう!
・冷蔵庫で保存する
半年~1年ほど保存できます。
長く保存できるのでオススメの方法です。
冷蔵庫の野菜室でジップロックなどに入れて冷蔵保存すると変色を防げます。
しかし、一度水に戻すと保存期間は一気に短くなってしまいます。
この場合、冷蔵保存しても食べられるのは約1日、煮物でも約4~5日
水に戻すだけで、これほど短くなってしまうんですね
・冷暗所で保存する
寒い季節は冷暗所に保存しても大丈夫です。
ただ冷暗所が暖かい場合は、冷蔵庫で保存するのがベスト
・冷凍庫で保存する
切り干し大根はカラカラの乾物なので、冷凍保存しても味は変わりません。
解凍後には美味しく食べられるので冷凍保存に向いてます♪
切り干し大根の冷凍保存には2種類あります。
①「水で戻した場合」の冷凍保存方法
1、乾燥したままの切り干し大根をパッケージに表記された時間通りに水に浸します。
2、その後、水気をしっかり取ります。
3、使う分量(1人前)ずつラップで包み、なるべく空気が入らないようにします。
4、ラップが重ならないようにジップロックに入れて冷凍保存します。
②「煮物にした場合」の冷凍保存方法
1、煮物にした切り干し大根の粗熱を取り除きます。
2、1回で食べられる分(1人前)ずつ小分けにし、ラップで包みます。
3、ラップが重ならないようにジップロックなどに入れてから冷凍保存します。
冷凍保存のポイントは
・できるだけ水分の少ない状態で保存する
・空気に触れさせないようにする
保存期間は、水で戻しただけのモノは約2週間持ちます。
煮物の場合だと約2週間~1ヶ月持ちます。
・まとめ
それでは簡単にまとめていきましょう。
1、切り干し大根の臭いを取り除く方法
しっかりと揉み洗いをした後、たっぷりの水で戻します。
短時間で戻すのがポイントです。
2、臭い取る他の方法
・揉み洗い後、米のとぎ汁で洗うか茹でます。
・煮る前に油やゴマ油で炒め、煮るときにお酒を加えます。
3、切り干し大根の保存法
冷蔵庫・冷暗所・冷凍庫での保存方法があります。
紹介した方法を試して切り干し大根の臭いを取っちゃいましょう!
そして、美味しい切り干し大根料理を楽しんでください。