納豆は勉強に嬉しい効果があるのでしょうか?
納豆はコンビニなどで簡単に手に入るし、3パック100円ぐらいで経済的ですね。
もし、勉強に効果があるなら毎日でも食べたいところ
また、頭に良い納豆料理は何なのか気になるところですよね
今回は、それらの疑問に答えていきます。
・納豆は勉強に良いのか?
結論から言うと納豆は勉強に効果があります。
理由は納豆に含まれる6つの栄養成分が脳を活性化してくれるから
・レシチン
・タンパク質
・コリン
・ビタミンB1
・マグネシウム
・カルシウム
これらの栄養素の脳での働きを簡単に見ていきましょう。
・レシチン
レシチンは、脳の神経伝達物質“アセチルコリン”を活性化する働きがあります。
ですので、レシチンは記憶力・学習能力を高めてくれます。
また、脳の神経を強くしてくれるので精神を安定させる効果があります。
勉強だけでなく精神的にもプラスですね。
・タンパク質
筋肉の成長に必要なだけでなく、脳にとっても重要なタンパク質。
脳の神経伝達物質を生成するにはタンパク質が必要不可欠です。
神経伝達物質は、何かを考えたり、ひらめいたり、感情を作るのに必要な物質
タンパク質を取ることにより、脳が活性化し思考力・発想力を高めてくれます。
・コリン
神経伝達物質“アセチルコリン”は体内ではほとんど生成されないので、食べ物から取る必要があります。
納豆に多く含まれるコリンは、このアセチルコリンの原料になります。
なので、コリンは脳の機能維持のために必要な栄養です。
・ビタミンB1
脳のエネルギーになるブドウ糖
ブドウ糖が足りないと集中力・記憶力が低下してしまいます。
炭水化物の糖が分解されることでブドウ糖ができます。
糖の分解を助けるのがビタミンB1
脳にエネルギーを与えるのに大切な栄養素ですね。
・マグネシウム
マグネシウムが不足すると脳が酸素不足になり、集中力・記憶力が下がるだけでなく、うつ病になりやすくなります。
うつ病になったら勉強どころではありませんよね。
精神的なストレスを受けるとマグネシウムの消費量が急激に増えます。
ストレスが溜まった日には納豆などでマグネシウムを補給するのも良いかも。
・カルシウム
カルシウムは骨の形成に必要なだけでなく、脳とっても大切な栄養素です。
カルシウムが不足すると集中力が低下したり、イライラします。
特に神経伝達物質の流れが悪くなるので記憶力が下がってしまいます。
日本人の約70%がカルシウム不足なので、納豆や牛乳などからカルシウムを取るように意識すると良いですね。
・おススメの納豆料理は?
納豆かけごはんが一番良いと思います。
必要な材料は、ご飯と納豆だけですし簡単に作れますね。
ご飯は冷凍して電子レンジで温めるだけにしておくと楽に作れますよ。
食べる時間は朝がベスト
朝ごはんに炭水化物を取って脳にエネルギーを入れてあげましょう。
また、卵を入れてあげるとさらにグッド
卵は「完全栄養食」と言われていますし、脳を活性化させるレシチンが含まれているから
卵のコレステロールが気になる人は、鮭フレークがおススメ
魚には頭を良くするDHAが入っていますよ。
・納豆を食べるときの注意点
勉強に効果があるからと言って、納豆だけ食べるのはダメ
当たり前ですが、色々なものをバランスよく食べるのが大切です。
食べ過ぎると下痢や腹痛、ひどいと肝機能不全を起こしてしまいます
ですので、1日に2パックを限度に食べるようにしましょう。
また納豆には、プリン体・カリウムが含まれているので、痛風または重い腎臓病の人は食べるのを避けた方が良いです。
・まとめ
納豆には勉強に嬉しい栄養がたくさん入っています。
・レシチン(記憶力・学習能力の向上)
・タンパク質(思考力・発想力を高めてくれます)
・コリン(脳機能の維持)
・ビタミンB1(脳に必要なブドウ糖を作るのを手助けしてくれます)
・マグネシウム(集中力・記憶力の低下防止)
・カルシウム(これも集中力・記憶力の低下を防ぎます)
食べるなら納豆かけご飯がおススメです。
これなら忙しい朝でもサクッと簡単に作れますね。
卵やサケフレークを入れるのも良いですね。
ですが、納豆の食べ過ぎには注意して下さい。
多くても1日2パックに済ませましょう。