会社の後輩が「友達との年賀状を辞めたいんですけど、どうすればいいですかね?」と相談してきました。
みなさんも、友達との年賀状のやり取りを辞めたいんだけど、なかなか辞められなくて困っていませんか?
私もこれで悩んでいたのですが、ある方法ですんなりと辞めることができました。
今回は、私が実際にやった友達との年賀状を辞める方法を紹介します。
・出さない人チェックをする
最初にやるのは「出さない人」チェックです。
一番重要なのが「何年も会っていない惰性だけの付き合いであるかどうか?」です。
他にも、
「来たので返事を出していると明らかに分かる人」
「かなり遅れて返事が来る人」
「コメントが一切なく、印刷だけの場合」
などもチェックしてみて下さい。
これに当てはまる人は「相手もいつ止めようか」と思っている可能性が高いです。
・昨年来てなかったのに、今年に年賀状が送られてくる原因
その代表的なものが2つ
・去年送られてきた人にだけ来年の年賀状を書く人
・相手が年賀状作成時に使う住所録に登録されている人すべてに毎年ドンドン自動的に印刷してしまう人
私の後輩に詳しい事情を聞くと一度だけこちらから出した年には年賀状が来ず、次の年から毎年、お正月明けに必ず来ているそうです。
そして、その友人はどの人にも「お正月中に印刷を終えて出す」という性格と習慣の持ち主に違いありません。
私もそれが正解だと薄々感じ、これは相手も惰性で出していると感じました。
いよいよ本題の「年賀状を辞める方法」を紹介していきます。
・「年賀状を辞める方法」
・とにかく返事を出さない
これが一番簡単で効果的
角が立たないように「年賀状を止める」には最上の方法です。
これだと時間はかかりますが、相手も「辞め時」だという自覚ができて上手くいきます。
・ハガキを前もって送る
「年末年始は多忙のため、年賀状のやり取りを辞退させて下さい」という文章を書いて送りましょう。
年賀状を書き始める前に送るのが良いですね。
私は11月の初旬に送りました。
他にも今ならメールで送るのもアリですね。
これなら相手も気を遣ってくれて年賀状を送ってきません。
・年賀状の文章に付け加える
年賀状の文言に「大変申し訳ありませんが、一身上の都合により今年限りで年賀状を出さないことに致しました」という文章を付け加えます。
その時は、必ず失礼にならないように「くれぐれもお元気でお過ごし下さいます」などの言葉で結びましょう。
これなら相手に失礼になりませんね。
これで来年から年賀状が来なくなります。
・返信として寒中見舞いを出す
年賀状は出さずにおき、送ってきて頂いた人にだけに「寒中見舞い」の返信を送ります。
その時に必ず文面中に「虚礼廃止をしたい」という事を書き加えて、失礼のないようにしましょう。
「虚礼廃止したい」とは「心のこもっていない形だけの儀礼は辞める」という意味です。
相手も感づいて年賀状を出さなくなりますよ。
ここに年賀状を止める4つの対処法を紹介しました。
これはあくまで〝切羽詰まった状況の時〟にのみ使うのがいいと思います。
なぜなら「とにかく返事を出さない」以外は、どうしても相手にとっては失礼に当たる言葉を書く事になるから。
それらの言葉は、書いていて気持ちのいい言葉ではありません。
いざ、自分のところにこの文言のハガキが届いたとしたらどう思うか考えると、出来るだけ避けたいところです。
そう考えると「とにかく返事を出さない」が誰も傷付けずベストな方法だと思います。
・年賀状を辞めるタイミング
身の周りの大きな出来事を「きっかけ」にすると辞めやすいです。
「引越し」や「喪中」の時が一番自然に辞められます。
後は「メールでの年賀状に変更する」という思い切った方法もあります。
これなら年賀はがきを買わずに経済的ですし手軽ですね。
・まとめ
どうしても年賀状を出すのを止めたい人がいる場合は、もう一度「本当に止めるのか」を考えてみましょう。
(チェック事項は何年も交流がない、返事がいつも遅れる、コメントがないなどです。)
1、年賀状を止める方法
・「返事を出さない」
・「前もって告知する」
・「年賀状の文章に付け加える」
・「返信として寒中見舞いを出す」
その中でも特に「返事を出さない」が一番効果的です。
2、年賀状を止めるタイミング
「引越し」「喪中」「メールでの年賀状に変更する」の3がベスト
年賀状を出す、出さないの基準はあくまで「あなた自身」です。
その「あなたの基準」に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
「自分の基準」をしっかり持って、これからストレスの無い自由な年賀状のやり取りを楽しんでみてはいかがでしょうか。