白菜の外の葉は捨てるの?
友人と白菜とツナのマヨサラダを作っていたら、
「あれ、捨てちゃダメだよ!美味しいんだから!」
外の葉を捨てようとした時、いきなり友人に注意されました。
「嘘?普通は捨てない?」びっくりして問い返すと「そんなことはしない」と真顔で言い張ってきました。
らちが明かないので、他の皆さんが白菜の外側を一体どうしているのかを調べてまとめてみました。
あと、どれくらい外の葉を捨てるか気になったので、それも調べてみました。
・みんな白菜の外の葉は捨てるの?
みんな白菜の外の葉をどうしているか調べました。
ネットで調べたり、私の友人に聞いてみると、外葉は捨てるという人が圧倒的に多いです。
逆に外葉を食べるという人は少なかったです。
また少数でしたが、外葉をペットの餌に使う人もいました。
やはり、私と同じ「捨てる」と人が、かなり多いですね。
「良かった、間違ったことは言ってはいない!」と一安心。
一方で、食べる派の友人も決して間違いではなく、正しい意見の一部であることも確認できました。
・捨てる理由と捨てない理由は?
・「外葉は捨てる」と答えた人の一番の理由
・虫が食べたり、這ったりした跡があったり糞がある、変色して枯れているなど衛生的な理由
・「誰が触っているか分からない」や「いろんな場所にぶつけられて傷んでいるから」
・外葉には「栽培時の農薬が残留している」や、外側の葉の「食感が固すぎる」
ちなみに「外葉は捨てる」は、世間一般の主婦の間では常識になっています。
スーパーでは外側の葉を捨てる箱が常設されている所も多く、捨てるのは当たり前。
捨てる派の私としては、すべての不安要素を失くすために「外葉は捨てるべき」と言いたいですね。
・「外葉は食べる」と答えた人の理由
〝白菜に捨てるところ無し〟これは昔からよく言われています。
外葉が少々固くて、傷んでいても「枯れていない限りは美味しく食べられる」という意味
白菜に残留している農薬も、表面を冷水でしっかりと洗い、浸けることによって落とすことができます。
これで安心して食べられますね。
まず外葉を調理するときに優先することは、外葉特有の固さを取ること
それには「蒸したり」「茹でたり」と一工夫して食べ易くするのがコツ
その中でも作りやすさ、美味しさにおいて特におススメなのが「蒸し野菜料理」です。
蒸し鶏、蒸し豚などを作る際、蒸し布の代わりとして「白菜の外葉」をザク切りにしたものを敷き詰め、その上に食材を載せて蒸します。
たったこれだけの作業で、美味しく外葉が食べられますよ。
他にも細かく切って炒め物にしたり、スープに投入したりと色々な料理に外葉は使えます。
クックパッドの白菜の外の葉レシピを調べたら多くありました。
レシピの詳細ははこちらから
・外葉を捨てるなら何枚目まで捨てればいい?
外葉を捨てる人にとっては「一体何枚目まで捨てればいいのだろうか?」と、1度は疑問を感じたことがあるはず。
白菜には外側から3~4枚目まではまだ少し農薬が残っていますが、内側にいくほど残留農薬は少なくなります。
そのことからも、外葉は1~2枚目を捨てれば大丈夫
つまり、外葉が気になる人は確実に2枚目までを捨てるのが良いということ
ちなみに水に晒す、冷水に放つ、酢水に浸ける、茹でる、灰汁を取るなども下ごしらえにおいて、農薬を落とす効果的な方法です。
これだけ分かれば安心して白菜を食べられます。
これで無駄に捨てすぎることもなくなりますね。
・最後は自分の性格で決めよう
ざっと見てきましたが、外葉を捨てる、捨てないという選択は、個人の性格が強く影響することが分かります。
一応、「捨てる」というのが一般的には常識となってはいますが、何も気にせずに食べたいと思った時は美味しくいただけばいいだけです。
結局「外葉を捨てる」という私の意見も正しく。
「外葉を食べる」という友人の意見も正しかったことが分かりました。
その2つを分ける、ハッキリとした境界線は無く、あるとするなら性格や、その時の白菜の状態の違いによる「外葉に対する受け取り方」の違いだけです。
臨機応変に外葉を捨てるかどうか決めるのが良いと思います。
・まとめ
それでは簡単にまとめてみます。
1、「外葉を捨てる」ことは当たり前で、多くの人が捨てています。
「外葉を食べる」人は少ないです。
2、「外葉を捨てる」理由は、衛生上の原因や、農薬、環境によるもの
「外葉を食べる」理由は、害がなく、美味しく様々な料理に使えるから
3、「外葉を捨てる枚数」は、1~2枚でOKです。(気になる人は2枚捨てましょう)
4、最終的にその時の白菜の状態、自分の気分で捨てるかどうか決めましょう
白菜の外葉を捨てる、捨てないはすべて自分次第です。
白菜のその時々の状態を観察し、気になる時は捨て、異常がなければ美味しくいただきます。